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2005年02月22日
レンタル移籍導入への第1歩
日本のプロ野球界が、選手のレンタル移籍制度導入に向けてやっと最初の1歩を踏み出した。
21日、福岡で行われた12球団代表者会議で、選手の国内レンタル移籍について前向きな球団が多数を占め、導入に向けて問題点などを検討し、3/1の実行委員会の議題となるそうだ。
Giantsの若手やレギュラーに絶対的な選手がいるポジションの選手にとっては、出場機会を得られるし、人材を有効活用することで、戦力均衡の一助にもなり得よう。
レンタルの際の補償に関して、何処のニュースにも触れられていないが、本来のそうした目的を考えると、補償を付けることで移籍が活発にならない可能性もあるため、不要だと思う。レンタルされた選手の年俸をレンタル先で負担するということで充分な気がする。
国内に関しては、スピーディに導入が決まりそうな気配だ。
課題はMLBとの間だろう。
ご存じのように、現在、MLBはレンタル制度を導入していないし、今のところそうした議論もないようだ。
孫オーナーが米国行脚して、「クラブチーム世界一決定戦」実現を訴え、また将来的にはMLBとの交流戦開催をも視野に入れているそうだが、渡米前に伝えられた日米間の「レンタル移籍制度」に関しちゃ何も聞こえてこない。
マイナーにくすぶる選手にとっても、日本へのレンタル移籍はメリットもあると思うのだが...。
そこから日本でブレイクした選手も多いし、なかにはフィルダーのような選手もいる。
一方、ドラフト改革に関しちゃ、一本化はなかなか難しそうだ。
5対7で、「自由獲得枠維持」派と「完全ウェーバー制導入」派に分かれたそうだ。
「自由獲得枠維持」派...ソフトバンク、巨人、広島、西武、中日
「完全ウェーバー制導入」派...阪神、横浜、ヤクルト、オリックス、楽天、ロッテ、日本ハム
興味深いのは広島。
金銭的に苦しいはずだが、ないならないなりの選手獲得、育成には非常に熱心だし、その方針の徹底には一目も二目も置いている。
そうして考えると、あからさまに、球団運営に熱心なところとそれ以外といった感が...
なんか、それを考えると競争原理の導入を叫ぶソフトバンクの主張が一方では正しいことが証明されているようなもんだ。問題は、共存と競争のバランスなのだが、これを見ると、やっぱりちょっと完全ウェーバーには反対かな。
また、自由獲得枠撤廃を希望する球団がすべて阪神のように完全ウエーバーを支持しているわけでもないらしい。ドラフト改革には、まだまだ時間がかかりそうだ。
とはいえ、悲観することもない。
まともにやる気があるのなら、シーズンが終わるまでたっぷり時間はある。議論を尽くして貰いたいものだ。
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