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2005年04月29日
気長に、気長に
11連敗中のEagles周辺が何やら騒がしい。
日刊スポーツの記事によると、楽天三木谷オーナーが、29日付でマーティー・キーナートGMを解任し球団アドバイザーに降格、さらに複数のコーチの1、2軍入れ替えなどの首脳陣配置転換を球団幹部に指示した、とのことだが...
開幕から1ヶ月。
11連敗はショックかもしれない。
だが、昨秋の段階から、明らかに戦力的に不足しているのはわかっていたこと。
にも関わらず、予算を絞り、FA選手や実績のある外国人を獲らなかった。
そのしわ寄せを、予算を絞られたGMや現場にだけ押しつけるのもいかがなもんか。
近いうちに、仙台のファンには我慢して長い目で見守ってやって欲しい、といった旨のエントリーを書こうと思っていた矢先。
ファンより先にオーナーが我慢できなくなってしまった。
もちろんGMや監督、コーチ陣にも全く責任が無いとは言わない。
改めるべき部分、反省点はあるだろう。
が、最も致命的なのは、やっぱり戦力格差だ。
その意味では、エクスパンジョン・ドラフトを行えなかったダメージは大きい。
FAや外国人による補強も予算上行えなかった。
そして、他球団で戦力外になった選手、例えば、今オフでいえば井出のような選手をみすみす見過ごしているのは痛い。
蛇足ながら、Hawksの選手編成は見事だ。
よく見てない他球団のファンなんかからは、金に任せた補強と揶揄されているが、ちゃんと見てれば実に的を射たもの。自前で育てた選手を中心に、足りないポジション、役どころをピンポイントで外国人、FA、そして自由契約でバランス良く補う。全体にバランスよく目配りが出来ている。Lionsを戦力外で放出された宮地なんかがっちり外野の定位置確保。
本来、金銭面とこういう選手層のバランスを考えた選手補強はGMの仕事ではある。
だが、マーティー・キーナート氏にこのあたりを任せっきり、というのであれば、そこにも疑問符が付く。
西武がLionsを買収して所沢へ移転してから、あるいはダイエーがHawksを買収して福岡に移ってから、どれだけチーム強化に時間が掛かったことだろう。しかも、お金をかけたうえで、だ。
福岡でHawksが花開いたのは福岡に来て10年後である。
Lions、Hawksが強くなったのには、根本陸夫氏の存在も大きい。
球界に顔が利き、長期的視点からのチーム構想を描ける人物は必要だ。
元メジャーリーガー、アンディー・トレーシー内野手を獲得したとのことだが、一時は、Hawksを解雇されたバルデスと交渉中とも伝えられた。どうも条件が合わなかったらしいが、バルデスなら少々高くても確実に計算できる選手。
おそらく、シーズン終了時点でソフトバンクに譲渡が決まっていたなら、解雇されていないかもしれない。ダイエーだったからこそ、3年活躍して年俸を上げねばならなくなったバルデスを解雇したのだ。
ただでさえ外国人選手は当たりはずれが大きいのに、そこをケチることで、また博打を打つことになる。
何より開幕1ヶ月ぐらいで、オーナーがオタオタ、オラオラしていいことはない。
ましてや、今年発足したばっかりの戦力的にも明らかに不足したチーム。
2、3年ぐらいは、でんと構えて見るぐらいの度量が欲しい。
コーチ陣の入れ替えを行うより、先ずやるべきことがあるはずだ。
他球団で出番が与えられていない戦力をかき集めること。
6月30日まではトレードができるのだから。
もし、方針として、それをしないのであれば、コーチ陣も我慢して使うべきだろう。
今の戦力なら誰がやっても同じだ。優勝することはない。
仙台のファンにもお願いしたい。
負けてても、いいところを見つけながら長い目で見守ってやって欲しい。
かつての福岡がそうしたように。
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