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August 17, 2005
負けないエースの存在
(ORIX)Buffaloes 2 - 7 Hawks
目下、4位Lionsに3ゲーム差を着けて3位に位置する仰木Buffaloes。
プレーオフが見えて来つつある。
HawksVSBuffaloesの対戦成績は目下Hawksの11勝2敗。とはいえ、チームとしても調子が上がってきており、侮りがたい印象だ。
こうなると、この対戦が俄然意味のあるカードになってくる。
しかも、今日の先発は、目下5連勝中、7/27のゲームで完封されたJPだ。縦に大きく割れて落ちるカーブ(というかドロップ)にHawks打線が沈黙。。
そして、打線では2試合連続3HRのガルシアもいる。
プレーオフを見据えて確実に叩いておきたい。
Hawksの先発は、自身も負け無し、チームも15回の先発ゲームに負けがない、まさにエース!斉藤和巳だ。
Hawksは初回にゲームの流れをがっちり掴んだ。
和巳が、先ずは三者凡退。
HawksはJPに簡単に2死。だが、バティスタが追い込まれながらもJPの武器、カーブをうまくセンター前へ運ぶ。
続く4番松中信彦。
打った瞬間にそれと分かる先制の39号2ラン!
インコースいっぱいのストレート。松中はこのインコースギリギリのコースを身体の軸回転で実にうまく捌く。芸術的だ。
王貞治がこう言っていた。
「外国人選手には腕を伸ばす打撃をさせてはいけない。ガルシアとかね。」
松中のバッティングは腕を伸ばさず、バットのグリップを臍下丹田に置いて身体の回転で振り抜く。そんなイメージだ。
安定感抜群の和巳には、充分すぎる序盤の援護でもあり、檄でもある。
バティスタがカーブ、松中がストレート。そして、ズレータもカーブを狙い打ち。いずれも失投ではない。クリーンアップがJPの持ち球を見事に捉え、JPは自分のピッチングができなくなってしまった。
その和巳。
調子が特別良いわけでもない。この日に限らず、変化球のすっぽ抜けも目立つ。だが、「勝つコツ」を掴んでいる。要所を締めるピッチング。
守備が短いと野手はのってくるものだ。
その意識があるのか、リズムがいい。三振を狙えても、1球で終わらす、そんな懐の深さがある。
和巳が投げると打線の援護がある、とよく言われる。(Hawksブロガーの間では「和巳好き好き打線」などとも言われているが)
これは、決して運だけではない。
それでも、この日は粘られていた。球数も多い。
だが、既に築いた信頼感があるから打線が点を獲る。
3回、2ベースの川崎をおいて、またも信彦のタイムリー。この日の3打点目にして99打点。
続く4回には、的場のフェンス直撃のタイムリー2ベース!
送球が乱れた間にさらに1点が入り、この回2点。的場の打点は1だが、的場にとっては今季本拠地福岡ドームでの初安打初打点。
マウンド上で明らかにイラ立つJP。
5回にも、バティスタのヒット、松中の猛打賞となる2ベースの後、ズレータの2点タイムリー。クリーンアップの3連打で2点を追加。
斉藤和巳は5回まで3安打。
6回に四球とヒットのランナーをおいて、好調ガルシアをショートゴロ併殺に打ち取ったに見えたが、ショート宗則が悪送球。その間に1点。1、3塁で、続くブランボーもショートゴロに抑え今度は併殺。その間にランナーがもう1人返り2点目。エラーから2失点だが、和巳の自責点にはならない。
結局、8イニングを投げ被安打4。許した得点はこの2点のみ。
9回は、三瀬がランナーを出すも併殺、結局3人で締めてゲームセット。
お立ち台は、本拠地福岡ドーム初、的場の登場だ。
目を潤ませる的場の姿。泣くな、何度でも上がれ!
斉藤和巳は開幕から無傷の13連勝!
先発したゲームはチームも全て勝って16連勝となった!
見事というしかない。
2003年、20勝投手となったシーズンには16連勝もしていたが、今回は開幕からずっとで、負けなし。気付けば、チームの勝ち頭、杉内の15勝にもあと2つ。
思えば、開幕から1ヶ月出遅れた初登板のお立ち台。
「終わってみれば、一番勝っていればいいなあと思います。」
気付けば、それも近づきつつある...凄い男である。
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○Hawks−●Buffaloes 7−2 福岡D 34232人
Buffaloes 000 002 000−2
Hawks 201 220 00×−7
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Comments
ちょっと試合とは関係ないのですが「臍下丹田」とは、「伝説のバッター」とうたわれた、オリオンズの榎本喜八さんの言葉にもありましたね。「臍下丹田に重心をおき、バットの重さを行かして最大限のスピードで振り抜く」でしたっけ?サムライのようなイメージ、左バッター、すばらしい打撃の技術、背番号3・・・・・
松中さんにも「あれが伝説の・・・・」と後世に名を残す選手になってもらいたいです。
投稿者 わかたか佐藤 : August 17, 2005 10:06 PM
その野球理論を語るとき、「臍下丹田」を口にする現役選手が選手が数名います。投手ならLions松坂大輔、打者は小久保裕紀、松中信彦、城島健司...
なかでも松中信彦はイメージが被りますよね。
もう既に名を残す存在だと思います。ただ、できれば、より多くの野球ファンに、その技術レベルの高さをもっと知って貰いたいなと思ってます。
投稿者 HiRO@zetton05 : August 18, 2005 04:42 AM