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2005年10月01日
早まる球界の秋風
最近は、戦力外通告をする時期が早くなってきた。
自由契約として選手続行の可能性を探るにも、合同トライアウトや秋季キャンプのタイミングを逃すと難しくなってくる。そういう面への配慮もあろう。
だが、今年の場合、更にそれに拍車をかける要素がある。
分離ドラフトとなり、高校生を対象にしたドラフトを10/3に行う。
それで、各球団の戦力外通告が例年になく早くなっている。
我がHawksも例外ではない。
プレーオフを控えたオフのこの日、5選手に戦力外通告を行った。
出口雄大外野手(34)
高橋和幸外野手(28)
瑞季内野手(25)
田中直樹内野手(21)
加藤暁彦内野手(22)
今ドラフトでは大型内野手を補強ポイントにおいている以上、内野手が真っ先に戦力外になるのは致し方ない。故障から癒えたばかりの選手もいるのは気の毒だが。
内野手に関しては、本来贅沢なのだが、Hawks首脳陣にしても、ファンにしても、脳内基準としてあるのは、このオーダー。
1塁 松中
2塁 井口
3塁 小久保
ショート 川崎
つまり、これに匹敵する内野陣を構成したい首脳陣から、数年でその可能性がないと判断されれば、仕方ないのかも知れない。
とはいえ、若い選手はまだ他球団での可能性もその分高い。
気になるのは出口。
「チームが強くなる中、成績を残さないと外されるのは分かっていた。体は動くのでまだプレーしたい」と話し、他球団への移籍を希望。
また、来季戦力構想から外れている吉田修司投手(38)も現役続行にこだわる姿勢を示すなど、元Giantsのベテラン二人はまだまだやる気だ。
吉田修司などは、1998年頃から2003年まで、中継ぎ陣を支えてきた投手。功労者といっていい。正直、Hawksで現役を終えて欲しい気持ちもある。出来れば、現役を退くタイミングは本人に選ばせてやって欲しい。
だが、本人が泥臭く現役を続けようと腹を決めているならば、それを支持したい。
選手の引き際は様々だ。
先日のMarines初芝のように、自ら引き際を悟って引退を申し入れ、超満員の観衆を前に引退セレモニーをしてもらえる選手など極めて稀だ。
多くの選手は、まだやれるという気持ちを抱え、現役に未練を残しながらも、やむなくひっそりと球界を去っていく。
なかには、特定球団のユニフォームにこだわり、トレード通告されただけで引退する選手もいたが...
それぞれの生き方。
何が正しく、何が悪いなんて他人がとやかく言うことではない。
ただ、自分の好き嫌いで言えば、泥臭くユニフォームを着てプレーすることにこだわり、僅かでも可能性があれば、それを追い求め幾多のチームを渡り歩く、といったタイプの選手は好きだ。
だから、吉田修司にも出口雄大にも頑張って欲しい。
何処に行こうと、自分は応援しとるよ、きっと。
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