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2006年01月04日
球春への期待
試練の年を迎えた。
Hawksは、小久保、村松、井口、城島とここ3年でクリーンアップ一式に核弾頭まで流出する事態に見舞われている。黄金期を築いた故根本氏の遺産はもはや風前の灯火。残るは信彦くらいか。
特に内野手は深刻だ。若手が育ってきていない。これだけレギュラーが流出しているにも関わらず、根本氏が亡くなった1999年以降のドラフト獲得選手でレギュラーを獲得したのは川崎宗則唯一人。
2、3年先を考えると危機的状況だ。
この事態に、王監督兼GMは苦渋の決断をした。
バティスタを解雇し、若手を競わせ育てるという。
その候補は、今オフのドラ1で大型内野手との呼び声の高い松田に、秋山2軍監督が手塩にかけ育てる2年目江川、それに最期の松坂世代、崖っぷち吉本。それに稲嶺、明石に森本、ここぞのベテラン、本間と鳥越もいる。定岡卓磨もいる。
そんななか、2年目の江川が松中信彦のグアム自主トレに参加。秋山2軍監督の薦めによるという。
もともと、信彦のグアム自主トレは、秋山がやっていたもの。ベテランの域に達していた秋山のその過酷なメニューに信彦はついて行けず、胃の中のものを戻したりしていた。そんなHawksの伝統を継ぐ場が信彦のグアム自主トレだ。
常に高い理想を掲げ、その頂きを目指す王貞治の姿勢、過酷なまでのノルマを自身に課すことで無言の背中で若手を引っ張った秋山幸二、その背中を見て育った小久保裕紀、松中信彦、城島健司。さらにはその小久保の背中で育った投手陣のリーダー斉藤和巳。
その熱き伝統は、今また信彦の背中から江川に受け継がれようとしている。
今季はバティスタの解雇という形でチャンスが与えられている。だが、そのチャンスを生かしてポジションを奪い取るのは自分自身。グアム自主トレもそう。そこから何を得るのか。それを活かすも殺すも自分次第。トレーニングだけではなく、真のプロとしての姿勢を学び取って欲しい。
もう1つのポッカリあいたポジション。扇の要、キャッチャー。
レギュラー獲得の最右翼は、もちろん、昨季JOHの穴を埋めた的場。だが、昨季は最期の最期、プレーオフ第5戦で、里崎に不用意にはいったところを痛打され手痛いミスで終わっている。これを今季への糧として欲しい。
そして、もう一人期待したい男がいる。
2年目の領健だ。昨シーズンのマスクは僅か1試合。だが忘れもしないプレーオフ第3戦、同点となった10回表。マスクを被った領健は、マウンドの馬原をリード。1年目にも関わらず、その馬原に対し「思い切り腕を振れ」と腕を振るゼスチャーで鼓舞していた姿が強く印象に残っている。新人離れしたそのハートに、JOHと同じ資質を感じたのは自分だけか?
そして、この1イニングの経験は、通常のシーズンのゲームとは桁違いに大きいはずだ。
その領健は、JOHとともに佐世保で自主トレを行うという。
JOHが、自ら工藤の部屋のドアを叩いたように、盗めるものは全て盗むくらいの貪欲な姿勢で臨んで欲しい。やっぱり、このチャンスを活かすも殺すも自分次第だ。自身が最低目標と口にする「1年間1軍」が達成できたなら、来秋には見違えるほど成長した領健の姿が見られるはずだ。
チームの試練を救う若鷹は誰か?
今季は要注目だ。
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Comments
TBありがとうございました。
そして、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
自分のところでも書きましたが、江川には期待しています。
領健については、プレーオフ第3戦の大事な場面で、
使われたので非常に驚いた覚えがあります。
一軍経験が不足であるにも関わらずあの場面で使った事は、
今思えば王監督の期待の表れだったのかもしれません。
言い換えれば、領健にはそれだけ期待させるものがあるのでしょう。
そう考えると的場もウカウカしていられないですね。
投稿者 鷹の道 : 2006年01月04日 23:18
鷹の道さん
明けましておめでとうございます。
こちらこそ今年もよろしくお願いします。
江川にしても、領健にしても、出てきて貰いたい。でも、すんなりと出てこれるようでも困る。といったところでしょうか。
理想をいえば、キャンプから熾烈な争いをして貰って、1シーズンを通じてポジションを争って、シーズンが終わってみたら江川が3塁に定着していた、みたいな感じですかね。
的場が駄目だということではなく、Hawksの将来のために、的場クラスの選手がすんなりとレギュラーに収まるようでは困ります。
監督が、高い次元で誰を起用するのか悩むくらいに切磋琢磨して欲しいと切に願っています。
投稿者 HiRO@zetton05 : 2006年01月05日 00:15