2006年07月07日
目標は、ただ一つ!
王さんが昨日、慶応大学病院に入院。手術は検査をした後、再来週になりそうとのこと。
球団広報は「7日から来週にかけて、胃を中心に周辺部分も含め、手術に耐えられるか、またどのような手術にするかなど、手術に必要な検査を行う」と説明した。そのため、当初は来週早々と王監督が予想していた手術は、再来週に行う予定になった。
執刀医は慶大病院の北島政樹一般消化器・外科教授が行うことも公表された。日本内視鏡外科学会理事長で、過去には日本癌治療学会理事長にも就任。内視鏡手術の権威としても知られている。現在、学会のため、外国にいるが一両日中に急ぎ帰国し、王監督の治療にあたるという。王監督は「幸い兄が消化器の医者で慶大出身。先生たちも知り合いがいるから」と慶大病院を選んだ理由を説明した。
検査をしてみてのことだろうが、もし、内視鏡手術で済むのならば、早期発見で済んだと考えてもよいのではないか。内視鏡手術でいいということは腫瘍自体が小さいと考えられるし、実際、内視鏡手術と開腹手術では、患者の身体への負荷も快復に要する時間も全く違うと聞く。
楽観視するのは良くないだろうが、もし、内視鏡手術なら、本当にシーズン中の復帰もあり得なくはなさそうだ。
ま、検査結果が出るまでは、余談を許さないのも事実。ここは妙な期待をせず慎重でいよう。
その王さんを早速、ソフトバンク孫オーナーが見舞ったそうだ。
「1日も早く健康に戻って、チームに復帰してくださいとお伝えしました。王監督も『1日も早く治してきます』とのことでした。(現在の王体制は)体力の続く限り? もちろんです。」
会談後の孫オーナーは体調を気遣う言葉に加え、「王体制」の堅持をあらためて明言。竹内孝規・球団常務は「王監督も早期復帰を目指しており、コーチの補充や入れ替えなどは考えていない」と話し、現在のスタッフで戦い抜くことを強調した。
15分間ほどの面会だったそうだが、非常に多忙なはずの孫オーナーが、こういうときに仕事の合間を縫って直ぐに駆けつける。王さんをとても大切にして貰えているのが感じられて、ファンとしても嬉しい限り。ありがとう、孫さん。
東京に移動後、王さんは信彦の携帯に電話をかけている。
「テレビで見てるぞ、と言われました。なぜか(現役を)43歳までやれ、とも言われましたけど。」
この2人の絆と信頼の深さ。
そして、信彦と共にチームを牽引する和巳。
明日、8日のEagles戦、つまりは王監督のチーム離脱後、最初のゲームの先発だ。
「こういう状況で何の感情の変化もない方がおかしい。これまで以上に気を引き締めて、勝てる投球をしたい。空回りしてもダメだし、自分でコントロールしてベストを尽くしたい。」
信彦と和巳。
この2人がいるだけでどれほど安心できることだろう。
貞治の息子たちは、若鷹たちだけではない。
WBCを共に戦った松坂大輔。
「僕ら選手ができることは1つしかない。」
いい感じに成長してきたよな、大輔も。
そして、留守を預かる森脇監督代行の言葉が素敵だ。
「コーチ、選手、スタッフ全員に“王イズム”は浸透している。王貞治の血が流れていると言っても言い過ぎではない。今こそ、それを前面に出して今まで以上の戦いをしたい。」
鳥肌が立つような熱いコメント!
オーナーも、監督代行も、選手も、みんな最高だ。
「目標は、ただ一つ!」
P.S.
理想的には、王さんが快復、Hawksも1位通過を果たし、王さんにプレーオフ、日本シリーズの指揮を執ってもらって、胴上げをして勇退、ということになるが、自分は、もう王さんが元気でさえいてくれるなら、ユニフォームを着なくてもいいと思っている。
あの壮絶なプレーオフ。
健康な人の胃だって痛んでおかしくはない。王監督抜きで戦って、王さんはベンチの外から。で、リーグ優勝、日本一の瞬間が訪れたなら、そのときにユニフォームに袖を通して、歓喜の輪の中に加わって欲しい。そんな風に思ってしまう。
でも、王さんが仮に快復したなら、元気なのにベンチに入らない、なんてのを我慢できるかというと怪しいけどね(苦笑)
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Comments
大輔が頑張りすぎてコテンパンにやられるのも困るんですけどね(笑)
でも、そういう時に限って松中が打ってくれるし、それを見て王さんが喜んでくれるか(^^)
投稿者 さとし@快投乱打 : 2006年07月07日 21:34
その2人の勝負だと、どっちが勝っても喜んでいそうですけどね、王さん。
ま、信彦が打ったら心底喜ぶんでしょうけど、大輔に抑え込まれても、その勝負に唸っていそうです。
でも、携帯でベンチの信彦に「シンプルにストレートを狙えっ!」とか電話かけてきそう(笑)
投稿者 HiRO@zetton05 : 2006年07月07日 23:39
小橋は今のところ転移していなかったということのようですね。
王監督もきっと大丈夫だと。
投稿者 DAI : 2006年07月08日 02:33
小橋はまだ若いし体力も充分にある。
若いだけに転移なんかも早いはずやけど、どこにも転移が見られなかったのは幸い。
必ず元気になってリングに戻ってきて欲しいもの。
王さんにも、胃ガンと内視鏡オペの権威がついてくれるみたいやし、何より本人の意志が強い。きっと大丈夫だと信じたい。
正直、自分の気持ちを奮い立たせてないと、ふっと気を抜いた瞬間にもの凄い不安感に襲われる。
選手やコーチ達もそうかも知れんが、だからこそ、こういうときほど強くあらねば。
投稿者 HiRO@zetton05 : 2006年07月08日 11:16
もちろん、王監督には一日でも早く現場復帰してもらって、
リーグ優勝→日本一へ指揮をとって欲しいと思いますし、
その為に、早い快復を切に願ってます。
でも、その一方でHiROさんが「P.S.」に書いておられる事にも、同意できます。
王さんが元気でいてくれるなら、一日でも長く生きてくれるなら…
そんな気持ちですね。
だって、王さんにはこれからも長く球界に携わって、
後に続く人達の為に、様々なものを伝えていって欲しい…
それができる数少ない球界人なのですから。
投稿者 鷹の道 : 2006年07月08日 23:43
鷹の道 さん
この心境は、王さんを敬愛する野球好き、全ての人間に共通な想いでしょうね、きっと。
まだまだ、改革の行方も見えない日本球界にあっては、この「球界の良心」ともいえる存在を失うわけにはいきませんからね。
とにかく、今は、腫瘍が悪性でないこと、早期発見であったこと。手術の成功と一刻も早い回復。ただただ、それをひたすら願っています。
投稿者 HiRO@zetton05 : 2006年07月09日 11:50