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2006年12月31日

ズレータ、Marines正式決定

年の瀬も差し迫った12/29、ズレータのMarines入団が正式に発表された。
契約金80万ドル(約9,520万円)、年俸220万ドル(約2億6,180万円)の2年契約。結局、Hawksが最終的に提示していた2年700万ドルには及ばない条件。

Marinesはズレータ側からの条件見直し要請を2度断り、これが上限一杯としていた。その間に、2年総額700万ドルのHawksが交渉の打ち切りを発表したという。
Hawks球団としても、戦力としては考えながらも、その気分ムラの激しさから、あまり条件でごねるようなら、交渉決裂やむなし、としていた雰囲気もある。

西スポの記者によれば、例年なら福岡の自宅に家電とか有線放送の契約とか、何かしら来季も生活する前提で残していくのが、今年はボールペン1本残ってなかったらしい。
となれば「野球はビジネス」と言い残して福岡を去ったあのときから、Hawksから余程の条件が出てこない限り、チームを去る腹は決まっていたのだろう。

昨年は、福岡で野球人生を終えたいと口にしていたズレータの、この心変わり。
それが、金村のあの死球による暴行事件の際の、チームやチームメイトの反応によるものであろうことは想像に難くない。
島田誠元コーチによると「暴行はいけない」というチームメートの発言の載った新聞に「チームメートはオレを守ってくれない」と嘆いて悶々とした気持ちでプレーしとったらしいけんね。

今季、ズレータの顔を見るたびに、昨季に比べ目に暗い光を灯していることに不安を感じていた。何か精神的にネガティブなエネルギーを抱え込んでいるように見えた。それがチームやチームメイトの不信感からではないことを祈っていた。嫌な予感は当たるもの。上の「守ってくれない」発言だ。

確かに、日米で死球を巡る考え方には大きな違いがあるようだ。
MLBではUnwritten Rule として死球による報復などが公然と語られる。故意死球を認めない日本と、半ば容認されている米国。(もっとも、日本も昔は公然と口にする選手も多かったんやけどね)
チームはといえば、王監督の気質とそれが浸透したチーム気質。我を忘れて暴行を働くことで、チームに迷惑をかけるな、という考え方。それが本質的に理解されていなかったのは残念だ。
そして、条件ではなく、そうしたズレータの心情を理解してくれそうな米国人監督のもとを選んだのだから、これはもうある程度致し方あるまい。

さらば、ズレータ。
君は福岡史上、最高に素晴らしい「助っ人」やったよ。
自分としては「助っ人」でなくなることを期待しとったんやけどね。


それにしても、Marines瀬戸山球団社長は、「本塁打30本以上、打点は100近く、打率も3割近くが期待できる。ボビーマジックで4番をやりくりしていたが、こんないい話になるとは…」と語っているが、Hawksファンから見て、それはやや買いかぶり過ぎかも知れない。
Hawksでは基本的に6番打者だった。もともと穴はハッキリしている。
JOHが抜け5番に昇格した昨季は、相手バッテリーの執拗なマークに苦しみ苛立つ姿が印象に残っている。あの暴行事件も、そんな苛立ちが背景にあったのかもしれない。
4番に座ればマークだってきつくなる。前後の打者が打てなければ尚更だ。
それに、1塁には福浦もいる。日替わりでDHと1塁か?...まさか、外野はないと思うが...
吉と出るか、凶と出るか、ボビーの選手起用に注目だ。


HawksファンとしてはBadLuckなニュースだったが、パ全体をみれば好ましい移籍かも知れない。
日本一にもかかわらず、チームの中心小笠原が抜け、新庄が引退したFighters。エースが抜け、それに対する有効な補強策が見えてこないLions。そして昨年アジアNo.1に輝きながら低迷したMarines。
このオフ、今のところ見える範囲では、良い補強が出来たのはHawksだけという状況だ。
その意味では、ちょっと切なさは残るけど、リーグ全体のためには良し、と考えたい。やっぱり多くのチームが団子状態でペナントを争う状況ほど面白いもんはないけんね。


ゴメン、きっと野次るとは思うけど...好きやったよ、ズレータ。ありがとね。

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投稿者 zetton05 : 2006年12月31日 15:55

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Comments

最高の助っ人でしたよね。
そして、もっとも助っ人と呼びたくない外国人選手でした。
助っ人じゃなく、仲間だったと思っています。

ズレータよ、マリーンズにいっても応援するバイ!
ばってんが、「パナマウンガー」って言うてもよかけど
「よかろうもん」だけは言ったらツマランバイ!!
「よかろうもん」は博多弁たい!

投稿者 クマゴロウ : 2006年12月31日 22:32

クマゴロウ さん

ご無沙汰です。
前回は井口の記事かなんかやったですかね?

ズレータ、きっとMarines向けの新しいパフォーマンス考えるんでしょうね。千葉では、博多弁ほどのインパクトは出しにくいと思いますが。

なんにせよ、本人が働きやすい環境を求めて千葉を選んだのですから頑張って欲しいもの。そして、パ・リーグを盛り上げて欲しいもんです。

投稿者 HiRO@zetton05 : 2007年01月01日 23:33

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