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2007年07月14日

[Hawks]

ターニングポイント

7/13 Hawks 6 - 5 Marines

互いに譲らぬシーソーゲームを制して快心の勝利!ナイスゲーム!
2日前のEagles戦、負けはしたが今季のベストゲーム、と形容したが、打つべき人が打ち、勝った分、その上をいく快心のベストゲーム。

先発は、前回対戦で独特のそのカーブ(というよりも遅球と形容したい)とその遅球と軌道が変わらぬ真っ直ぐのコンビネーションにキリキリ舞いさせられた渡辺俊介。Hawksはここ3試合勝ち星に恵まれないガトームソン。

そのガトームソンの立ち上がり。2死から福浦を歩かせてサブローに右中間を割られ先制点を許す。

3回表、2死から田上がレフト前、大村がセンター返しで1、2塁として、宗則がレフト前へ、田上が必死にホームイン!同点。

同点に追いついた直後、青野、西岡の連打に福浦が四球で歩いて1死満塁。流れの悪いゲームでは、こういう場面で大量失点を許してしまっていた。
Hawks内野陣は当然前進守備で、先ずは本塁封殺、あわよくばホームゲッツーを狙う。ここでサブローの当てただけの打球が1塁へ。松中が捕ってホーム、には投げられず、1塁アウトで再び勝ち越し点を奪われる。おそらくミットのなかで握り損ねでもしたのだろう。
が、残った2、3塁のランナーを返さず、この回を1点で凌ぐ。

4回表。先頭信彦。2-3となって6球目。インコース低めいっぱいに反応するや体軸の回転で強烈にすくい上げた打球が、幕張の空に高々と舞い上がる。ライトポールのはるか上を通過した打球は外野の壁を直撃。自らの守備のミスを自ら取り返し、再び同点とする特大の12号!
ここ最近の信彦のスイングに復活を予感していたが、やっと出た!これを待っとった!

が、ガトームソンがピリッとしない。
追いついて貰った直後の4回裏。先頭大松、ベニーに連打を許し、青野に死球で、またも1死満塁。西岡はレフトへ犠牲フライ。外へのボールが高めに浮いてしまった。またも、同点に追いついた直後に勝ち越しを許してしまう。

5回は両軍ともに三者凡退に終わり、少しゲームが落ち着くかと思われた6回の表。
多村、信彦が凡退し、2死となってから小久保の初球。低め一杯の変化球をHawksファンの待つレフトスタンドへ。再び同点へと追いつく20号!

MK弾が炸裂したこの試合、何としても勝ちたい。
ここで、ガトームソンが、同点とした直後の6回裏もピシャリと3人で抑え、今までの流れを断つ。

すると次のイニング7回表。
2死から宗則がセンター前ヒットで出塁すると、多村の打席で2盗を決め捕手からの送球がそれて3塁まで進む。多村は俊介の超遅球に手こずりながらもファールで粘り8球目、高々とフライを打ち上げてしまい、内野フライ。が、この瞬間、いたずらな勝利の女神がHawksに微笑んだ。
このゲームの中盤から、千葉マリン特有の風が強くなっていた。レフトからホーム方向に吹く風速7~8m/sの風が、高々と舞い上がった打球を押し流す。上がった瞬間、はサードかショートへのフライかと思われたが、打球を見ながら追う3塁青野が気付けば2塁手のオーティズの目の前に。慌てて出て来た1塁福浦と捕球しかけた青野が衝突。ボールが青野のグラブからこぼれた。宗則は既にホームイン。
このゲーム初のHawksの勝ち越し点。
ここで俊介は降板。信彦の打順で高木がマウンドへ。その信彦の左中間に抜けようかと痛烈な打球を西岡が好捕。リードは1点止まり。

ガトームソンはその裏も三者凡退に抑え、勝利への流れを確かなものにしつつあるかに見えたが…
8回表。先頭小久保がレフト前ヒットで出塁するが続く柴原の打席でエンドランを読まれ外にボールを外される。飛び出した小久保が挟まれアウト。

流れが変わらなければいいが、と思って観ていると、逃げ切りを図るHawksは8回裏、マウンドに水田を送る。
ここは難しい選択だったろう。
ガトームソンは7回を投げ5安打3失点。とはいえ尻上がりに調子を上げ、5、6、7回の3イニングをいずれも三者凡退に抑えている。しかも、まだ93球。もう1イニング行かせてもいい球数ではあった。が、突如崩れる不安もある。
一方の水田はここのところセットアップに失敗している。が、何処かで中継ぎ陣が立ち直ってくれねば、8回からの馬原投入を延々と続けねばならない。ペナントの佳境ともいえる夏場を前に、馬原に無理を続けさせるわけにもいかない。

その水田。1死からサブローにストレートの四球を与えてしまう。2死となって大松はショート後方へのポテンヒット。2死1、2塁となってベニー。真っ直ぐで追い込みフォークで仕留めに行くが、見送ればボールのそのフォークをベニーがセンターオーバーの2点タイムリー2ベース。8回裏の土壇場でMarinesに再逆転を許してしまう。
まだ、水田は悪い流れのなかにいる。投じたフォークは見送ればボール、失投じゃない。打ったベニーを褒めるべきだろう。

こうなれば、9回表のマウンドにはもちろん小林雅英。
簡単にアウト2つをとられ万事休すかと思われた、この場面で、大村がセンター前ヒットで出塁し、宗則のライト線への滞空時間の長いポテンヒットで大村は一気に3塁へ。1、3塁となって、多村の打球がセンター前へ抜ける。土壇場での同点タイムリー!
なおも、2死1、2塁。
信彦への2球目、低め一杯の真っ直ぐ。強烈なまでの身体の回転で弾き返された痛烈な打球がライトの頭上を襲う。ボールがフェンスに到達する間に2塁走者の宗則がホームを駆け抜ける。2死からの4連打で再逆転!

9回裏のマウンドには当然馬原。大村のナイスプレーにも助けられ3人斬りでゲームセット!


前回は俊介にバッティングを完全に狂わされた小久保の2試合連続弾に、信彦の待望のアーチ。多村の9回2死の土壇場での同点打。大村、川崎の1、2番も良く機能した。

信彦のここ最近のスイングは、上半身で力任せにスイングしていた少し前までのスイングとは明らかに別物。この日の信彦の打球は、アーチだけではなく、西岡の好守備に阻まれた打球も、最終回の決勝2ベースも実に痛烈なものだった。そのスイングスピードには思わず目を見張る。
その問題点が、足の状態にあったのは間違いない。まだ両ふくらはぎにはテーピングが必要な状態だそうだが、それでも下半身への不安が和らいで、しっかりと力を入れられる状態になってきているのだろう。下半身主導でシャープに力強くバットが振り抜けている。
やっぱ、バットを振れる、とはいってもバッティングは下半身。足に不安がある状態で、足に力を入れられずに振っていては、本来のスイングなど到底無理。
前から何度も言っているように、身体の不安さえなければ、絶対に打てる。信彦はそれだけのものを持った打者だ。

多村は9回の同点打にベンチ裏で男泣きしたそうだ。移籍して直ぐの頃は、こんなに苦しみながら野球するなんて思ってなかったやろうね。自らをとことん追い込む、というスタイルはここ数年すっかり鷹のカラーになってしまった(苦笑)
でも、男泣きはもうここまで。ここからは全員、男打ち!でよろしく。

6点中、5点を2死走者無しから、という点の取り方もいい感じ。

勢いのつく最高の勝ち方。
7/11のEagles戦とこの日のMarines戦。この2つのゲームが、今季のHawksにとってのターニングポイントに違いない。

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投稿者 zetton05 : 2007年07月14日 11:27

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先発はガトームソン 対 サブマリン渡辺俊(^ワ^) [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年07月15日 07:18

Comments

今日の中止が残念でなりません。
あの流れを持っていたなら…
でも、信彦の復調はあのバッティングで証明されましたね!!
両足にテーピングをしていて
まだ昨日の試合前も新井さんに認められなかったといいますが、
あの試合後は完璧だったと言わせました。
このまま波の乗れば・・・
王さんもきっと心から嬉しかったでしょう!!
このままこれからも男打ちで!!!

投稿者 すい : 2007年07月14日 17:21

やっぱり松中 いい感じに振れてきましたね~
まだHR量産体制にはちょっと早い気もするけど
間違いなく力強いスイングになってきました♪

DAIさんも書いていましたが あの北九州のバカ試合で
何かが吹っ切れてきたような気がします 自分自身もね

投稿者 ぼたん : 2007年07月14日 19:01

連投すいません 試合が水入りでいろいろ思いながら記事を書いていた中でzettonさんの古いポストをリンクさせていただきました 事後承諾ですいません(ぺこ)

投稿者 ぼたん : 2007年07月14日 20:08

昨日の試合は映像見れなくて、やっとさっき松中のHRリプレイを見れました。
これこれ、このスイングを待ってたんですよ。勝ち越しの2BHもなんか吹っ切れた感じで、今後が期待できますね。

そんな松中が登録抹消を自ら申し出ていたという記事がありましたね。チームに迷惑をかけるからというのがその理由だった様ですが、そんなの小久保の例を出すまでもなく、王さんが許す訳ないですよね。逃げるな松中、と。

仕事の借りは仕事で返すしかないし、色々雑音もあるであろう中で、それに見事に答えた松中の結果に大満足です。

あーしかし明日も中止っぽいですね。札幌移動は大丈夫なんですかね?

投稿者 minoru : 2007年07月14日 21:53

すいさん

最近、信彦が打つと、すいさん喜んどるやろなぁ、って思ってしまいます(苦笑)

信彦は、まだ万全ではないものの、もう大丈夫でしょう。あのスイングを見せてもらえれば安心です。
それにヒーローインタビューの落ち着いた口調、本人も良い感触得て自信を得たんだろうな、と思えるものでした。

さ、ここからは、ひたすら男打ち!

投稿者 HiRO@zetton05 : 2007年07月15日 13:15

ぼたん姐さん

自記事の紹介ありがとうございます。
事前承諾なんぞ気にせずどうぞ(笑)

いや、信彦、本当に良いスイングしてます。
このスイングが続けば、量産体制ですよ。

仰るように、チームも何か吹っ切れた感ありますね。
ここから、8月、9月に向けてギアを上げていきたいですね。

投稿者 HiRO@zetton05 : 2007年07月15日 13:50

minoru さん

> 松中が登録抹消を自ら申し出ていた

ま、あの大親父が許すわけない、仰るとおりです。
このスランプを4番として乗り越えてこそ見えるものがある。そんなメッセージを王さんが出したことがありますが、ちょうどその頃なんでしょう、きっと。

さ、今日のこの状態なら札幌には移動できるでしょう。札幌3連戦を良い形で勝ち越したいですね!

投稿者 HiRO@zetton05 : 2007年07月15日 13:55

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