« 15年の歳月…球界は変わったのか? | Main | 帰ってきた!! »
2007年12月05日
ありがとう
今年はおなじみ(?)の周回遅れのエントリー(苦笑)
でも書いておきたい。
いや、痺れた。
野球のないつまらなさ。
それをトコトン味わった後の韓国戦。
ヒタヒタと迫る1点の重さ。その1点を巡る攻防。
観ているこちらまで、ホントに、手に汗をかき、喉の渇きを憶える。
韓国の打者のインコースをよけず、当たりに来る、あの気迫。それに負けずインコースを攻め切った岩瀬-矢野のバッテリー。
台湾戦。
6回に逆転を許し1点を追う7回、無死満塁の場面。満塁故にフォースプレー、リスクは高い。が、観ながらスクイズが頭をよぎった。打席のサブローもそうだったらしい。
が、実際にサブローがバントの構えをしたその瞬間、鳥肌が立った。
その後の連打による大量点も、チームバッティングに徹したもの。
勝つ!
それのみにチーム全員の意識が集中する。
その選手、監督、コーチ達の顔、眼。それが観る者の気持ちをも熱くする。ゾクゾクする。ワクワクする。
これが1点を争う野球というゲームの面白さ。
今季、自分の参加するチームの区大会。昨季からことごとく立ち塞がる準々決勝の壁。競ったゲームで1点を如何に獲るか。チームのテーマとして自ら提言したばかりだった、秋季大会初戦。
対戦相手は夏季大会のベスト4を争い敗れたチーム。
終盤、1点を追う展開で1死2-3塁。自分の打席。3球目、監督のサインはスクイズ。我が眼を疑った。が、その瞬間、自分が決めれば成功する。そうも思った。
相手は、自分たちのレベルでは滅多にいない、図抜けて速い真っ直ぐに、キレのいいスライダーを内と外にコントロール出来る好投手。自分はチームでも一番体格がいい。直前の真っ直ぐをフルスイングして辛うじてファールにした後だった。
が、当然、緊張する。大きく構えながら不安がよぎる。考えてみりゃ、送りバントすらしたこたない、オレ…
外へ鋭く曲がり落ちるスライダー。バントに行く。が、スライダーの曲がりについていけずバットに当たらない。が、焦ったのはオレだけではなかった。相手守備も乱れ突っ込んだ3塁走者。セーフ!
この試合、チームの有り難みを肌で心底感じた。
久々の外野守備で後逸して先制点を許したのもオレやった…
それで勝ったんやけん、ホントにチームの皆に感謝の言葉もない。
でも、こうしたゲームを重ね、チームの一体感は高まっていく。それを肌で感じたシーズンだった。
それだけに、といえばレベルもステージも桁違いに違う彼らに失礼だろう。
だが、この日本代表チームの一体感には本当に鳥肌が立つ。
チームバッティングに徹する選手達。完全に守備走塁コーチの役割を演じる主将の宮本。
チームが勝てばそれでいい。そう語る言葉に嘘はない。そう実感出来るプレーの数々。
韓国のレベルも高い。WBCでは苦い思いもしている。その韓国代表、台湾代表と、日本代表との僅かな差。
それが走者を次の塁に進める技術と意識ではなかったか。
ホントに心底痺れる試合を魅せてもらった。
投手陣の素晴らしい渾身の投球と、動くときは動く、信頼したらとことん任せる継投にも痺れた。
こんな試合を観れば、野球の面白さは嫌でもわかる。野球というスポーツにとってもこれ以上ない素晴らしい試合。
24人の選手と、それを支えた裏方さん達にも感謝。
本番は北京五輪。
が、野球の素晴らしさを魅せてもらった。その意味で。
ありがとう。
Trackbacks
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.zetton05.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/2398
Comments
TBありがとうございました!
野球が終わって、カラカラに乾いた状態であんな試合見せられたら
そりゃ潤う潤う!反則やろ~?!ってなもんです。
本当いい試合を見せてもらいました。
最初『見る気がせん』なんて言っていた自分が恥ずかしいです。
(でもあまりにWBCが凄くて、愛着があって、いいチームだったんで・・・)
五輪終わったあと、きっと
『北京で野球終わりなんて勿体ないよねぇ』
・・・っていう後悔パターンになると思うのですが、どうでしょう(笑)
投稿者 れいこ : 2007年12月07日 09:59
>観ながらスクイズが頭をよぎった。
やっぱそうですか?びっくりしたあたしはまだまだ甘い と痛感
それにしてもサイン出した監督もバントしたサブローも
突進した宮本キャプテンもすばらし過ぎる ビビった・・・
投稿者 ぼたん : 2007年12月07日 19:58
スクイズの瞬間、私も鳥肌立ちました。
あのつなぐ野球。
一体感は、何物にも変えがたいチームワークですよね。
いいチームだなと日本代表嬉しく思いました。
韓国のピッチャーよかったですね。
北京では大暴れしてもらいたいです。
野球のよさは、ないときにヤッパリ感じます。
来季まだかな・・・
投稿者 すい : 2007年12月11日 01:10
れいこ さん
いや、ホントにもう…
野球のある有り難みを感じますよね。もう、抜け殻のようです。平日の夜、何をしたら良いのやら…(苦笑)
あんな試合魅せられたら、北京で野球が最期なんてホントに勿体ない!
五輪でも好ゲームが続いてそんな議論になれば嬉しいですけどね。
サッカーのクラブチームワールドカップ、やってますよね。
サッカー界はああいった前向きな企画がどんどん進んで羨ましい。
投稿者 HiRO@zetton05 : 2007年12月14日 02:09
ぼたん姐さん
> びっくりしたあたしはまだまだ甘い
いや、大抵の人は考えてなかったようですよ。
自分の野球チームの連中と話していても、普段サイン出してる人間だけは一瞬考えたようですが…
いや、でも、真剣、シビれました。
投稿者 HiRO@zetton05 : 2007年12月14日 02:12
すい さん
ホントに鳥肌もんですね。
自分、サブローが構えた瞬間、TVの前で「スクイズ!!」って叫んでましたもん(笑)
もう、今季が終わった時点から、来季は始まってます。
ああ、球春が待ち遠しいですね。
投稿者 HiRO@zetton05 : 2007年12月14日 02:18