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2008年01月30日

契約の空白

Hawksがパウエルとの契約を発表した。
パウエルといえば、既に(ORIX)Buffaloesが契約合意を発表済み。

報道によると、(ORIX)Buffaloesとパウエルは、ORIXが11日に「獲得」を表明した後、出来高などを含めた契約作業の詰めが進んでいなかったとのこと。正式な契約はメディカルチェック後ということで、未だ正式契約には至っていなかったようだ。

Hawksとしては、正式契約していない以上、支配下登録されていない自由契約選手、との前提で契約を交わした、ということらしいが…

基本合意に達したあと、未だ正式契約未締結なのをいいことにHawksとも交渉をした、パウエルとその代理人が良くないのは間違いあるまい。
だが、Hawksにしても、協約上違反してなければ何をしてもいいということにはならない。道義上の問題は残る。協約に反していなければ何をしてもいい、というのでは「空白の一日」のGiantsと変わらない。

(ORIX)Buffaloesは、リーグに異議申し立てを行ったとのことだが、リーグ事務局長は「パウエルは支配下登録選手でないため、野球協約にのっとった扱いができない」と裁定に否定的な見解とのこと。今後は話し合いによる解決を図っていく模様らしい。

確かに、斉藤和巳を欠き、和田も開幕に間に合わないとあって、先発投手の補強をしたいのは良くわかる。外国人投手を補強することを考えれば、日本で実績のある投手のほうが、よりリスクが少ないのも確か。パウエルはいいカーブも持っている。U.S.でもこのオフはいい選手が少ないと聞いていた。球団に焦りがあったのは想像に難くない。

が、だからといって、このような他球団との軋轢を残してまで、獲得すべきではない。
自分が愛する球団に、そんな後ろ暗いことはして欲しくない。

それでなくとも、Hawksの補強は、Gとは比較にならないくらいピンポイントで的確なものであるにも関わらず、他球団のファンからはGと同じように見られがちだ。

事の詳細が明らかになり何らかの裁定が下るのか、このまま平行線をたどるのか、事態の推移を見守るとして、現時点で見えている状況でものを言うなら、王貞治を擁するHawksという球団が、ルールに違反していないからといって、このような他チームを出し抜くような行為をすべきではない。正々堂々と王道を歩み、球界をリードする存在であって欲しい。
でなければ、結局、放映権の一括管理にしても、ソフトバンクの私利私欲のため、と見られることにもなる。


ついでに言えば…
日本プロ野球機構には、外国人の契約に関する制度上の見直しを求めたい。

パウエルの場合は、Giantsに契約の意志がなかったわけだが、そもそも、外国人選手の場合のみ、契約期限が切れるまでに交渉が成立しなかった場合、自由契約扱いになる点はなんとか是正できないか。日本人選手には移籍の自由は無いが、外国人選手は11月いっぱいごねて交渉が不調に終われば、晴れて自由契約となる。だから、グライシンガーのような、ハナからGマネーを当てにしたような選手や代理人が出てくる。
今回の件も、ORIXと基本合意に至った後もギリギリまでより良い条件を求め続けたパウエルの代理人の存在があるのだろうが、そうした代理人の暗躍の要因にもなっていよう。
今一度、選手の契約/保有に関して整理、見直しを望む。

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投稿者 zetton05 : 2008年01月30日 00:43

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パウエル問題、そろそろ幕引きを考えねばならないのではないか。このままでは両チーム [続きを読む]

トラックバック時刻: 2008年02月06日 01:48

Comments

日本市場を食い物にする外国人の極め付けの例ですなぁ。
どちらかといえば代理人が悪いのでしょうけれど。
なにもパ球団同士でやらなくてもいいのに。。。

今回に関してはホークスフロントのモラル(と言っていいのか)もちょっとなぁ。

ホークスという球団には選手もフロントも、もっと威風堂々と王道を行ってもらいたいですよ。
万が一パウエルが入団できない事態があってもいいから、そんな騒動があったのを忘れてくれるくらいな若手よ出て来い!(もちろんファイターズ戦以外に。笑)

投稿者 ちゃばしら : 2008年01月30日 23:20

ORIXも脇は甘い。

阪神・沼沢本部長は、
「ウチの場合は、担当者が渡米して統一契約書にサインさせてから正式発表します。日本でサインということもありません。最後の最後に、何があるかわかりませんからね。われわれの場合は仮契約書で半分阪神、統一契約書にサインして100%安心。電話やファクスでは危ない、という認識があります。仮契約の段階では発表しません」
と語っている。
つまりORIXが主張する「業界の慣習」は、少なくとも12球団に共通の見解ではない、ということ。

が、Hawks側にも問題あり。
交渉に応じたからには、パウエル側がクリアにすべき問題、との考え方はわかる。が、ORIXとの決裂をキャッチしたとしても、一度は合意を発表したのだから、決裂をORIXが公表してからの発表で良かったはず。
指摘通り、モラル上は大いに問題あり。
少なくとも、今の球界、パの状況は、同じリーグの球団と、こんなところで争っている場合ではないし、放映権の一括管理をソフトバンク主導で行おうとしているなら、なおさら。ただでさえ、Jスポーツの株主がソフトバンク子会社からの放映権の購入に露骨な拒否反応を示している。リーグ全体の発展を考えた行動への不信感にも繋がりかねない。こんなところでルールの隙間をつくべきではない!

結局、パウエルの代理人に、踊らされた感がある。

今日の報道にあるように、本当にパウエルサイドの二重契約とみなして良い状況ならば、HawksとORIX、揃って手を引いた方が賢明だろう。二重契約ということで、非はパウエルとその代理人にある。
もし、そうなったとき、代理人が両球団を訴えるなら、両球団で協力して証拠を提供し合い、如何に代理人が2枚舌を用いていたか証明すればいい。それができないなら、どちらかの球団に非があるのではないか。

が、いずれにせよ、Hawksファンとして、今回の球団の進め方には大いに不満。こんなところに狡猾なチームであって欲しくはない。

優れた嗅覚、補強センスは大切だし、時に他球団を出し抜くことも必要だ。
例えば、SwallowsからMLB移籍を目指してFAした稲葉に対し、Swallowsが補強を考え回答期限を設定した姿勢を見て、いつまででも待つ、と受け皿になることを宣言して獲得したFighters。
新庄の日本復帰の意志とタイミングを敏感に察知していち早く動いたFighters。そうした抜け目のなさなら称賛に値する。
が、少なくとも、今回のHawksの交渉はORIXの脇の甘さをわかった上で、まんまと強奪してみせた、そんな印象を受ける。
それは、様々な改革に手をつけつつあるソフトバンク球団自身の信頼を貶めることになり、今後のパ・リーグのためにもマイナスにしかならない。

とにかく、今後の球界のためにも、パウエルとの契約は破棄。ORIXのスタンスは関係なしに。そこから始めよう。

投稿者 HiRO@zetton05 : 2008年01月30日 23:53

何時も楽しく、そして成る程と感心しながら拝見させて戴いてます。
二軍の雁ノ巣球場の近くに住んでるので、騒音でうるさいドームより、身近でバットのボールに中る音なんかが聞こえる雁ノ巣で試合や練習を楽しく拝見させて貰ってるものです。

今回のパウエル騒動についてですが、
先ず、ホークスのフロントの行動は褒められたものでは無いと思います。
確かに、営利企業は他の競業企業の隙をついて勝ちを納めようとし、、昨今の勝ちさえすればなんでもいいと言う風潮の中で、そのやり方はエスカレートし、世間でもそれを容認してると思います。しかし、ホークスという球団は単なる営利企業では無くファンに夢を与える存在であるということをもう一回かみしめて欲しいと思っています。

それから、外国人選手の単に「お金を稼ぎに来てる」という姿勢に球界全体が踊らされないという体制を整えるのが必要と思ってます。
多分、今回は、パウエル、その代理人による二重契約と思われますが、パ・リーグは協約上問題がないとのことで、2球団の話し合いに待つという姿勢らしいのですが、何時のながらの球界の問題から逃げ腰のリーグ、NPBの姿勢がかいま見えますね。
こういう時こそ、リーグ、NPBが両球団の中にたって、解決に向け積極的な行動を取るべきだと思いますが。

そして、このようなお金のためなら、信義なんて無視する選手、代理人にはペナルティーとして、プレー禁止、代理行為禁止の処置をとるべきだと思います。
パウエルは米国人かどうか知りませんか、僕の知ってる米国人は、ウアンフェアーと言われるのを何よりも恥としていました。

投稿者 雁ノ巣おじさん : 2008年01月31日 09:33

それから、ホークスはあまり外国人選手を取らないで、二軍でしっかり鍛えた選手を使って欲しいと思ってます。
(それには、二軍で厳しく鍛えなければと思います。・・去年思ったのですが、森脇、秋山両二軍監督時代より、熱気が無かったし、二軍選手に覇気が感じられなかった)
少なくとも、一軍に上げて、使われないまま二軍落ちなんてことは止めてもらいたいと思ってます。

投稿者 雁ノ巣おじさん : 2008年01月31日 09:43

雁ノ巣おじさん さま

コメントありがとうございます!♪
返事遅くなりスミマセンっっ

> 雁ノ巣近く

いい環境ですね♪
自分も早く福岡に戻りたいっ

今回のパウエル騒動ですが…
今日までの情報をいろいろ精査すると、必ずしもソフトバンクが姑息な手段で横取りしたわけではない、と感じてます。
その辺は改めて書きたいと思いますが…

それにしても、リーグはどうしようもなくダメですね(苦笑)、絶望的に。
明らかに及び腰で何も判断しようとせず、結局、強制力のない「勧告」、それも事実の精査・解明を図るわけでもなく、皆の痛み分け、という、どうしようもない勧告。
先日のパ6球団の放映権やHP一括管理も、本来ならパ・リーグそのものの主導で然るべき。が、機能していないため、パの6球団が合同で、という形。
なら、今の機構は不要では?
上記の施策を、リーグが関与せず6球団で実現出来るのであれば、いっそ今の機構を飛び出して、パ6球団でもっとまともな統括組織を作ることもできそうな気がしてきました。

竹内COOが昨季を振り返って、
「若手の台頭の余地をあたえようと補強のバランスを考えすぎた。今年は徹底的に補強し、若手にも壁を与えた上での台頭を期待する。」
といった趣旨の発言をしていました。
そこのバランス、手加減こそ、フロントの手腕の一番の見せ所でもあり、難しいところでもあります。
個人的には、外国人より若手、に全面同意しつつ、王監督の花道を飾らんとする球団の意気込みもわかる、というところですが…
中長期スパンで見れば、外国人よりも若手、というのに異論は無いでしょう。

投稿者 HiRO@zetton05 : 2008年02月06日 03:31

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