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2008年07月21日
負けない投球>クオリティ・スタート
7/20 Hawks 1-4 Eagles
ってか、何故、岩隈は日本代表の選から漏れたんやろうね。
星野仙一が「現在の日本最強メンバー」と幾ら綺麗事を語っても、そこは信用できんよね。同じEaglesから選ぶなら間違いなく田中将大やなくて岩隈やろ?少なくとも今季の投球内容を見る限りは明らかに差があるよね?
その岩隈が冴えに冴えた投球を魅せた一方で、和田が毎年幾ら勝ち星を重ねても「エース」と呼ぶことに抵抗がある、その部分が如実に出たこの試合。
MLBで使われる投手の評価指標の一つにクオリティ・スタートというものがある。
要は、先発投手が最低6イニングを投げ自責点3以内に抑えることをいうのだが、どうも和田は心の何処かでそれを満たせば先発の仕事は果たしたと満足してはいないか?
和田に関しては前からそう思えてならないのだ。
クオリティ・スタートとは、試合の勝ち負けには相手投手との兼ね合いや自打線の援護の有り無しなどが関係するため、極力そうした要素を廃して、先発投手の役割を果たしているか評価しようというものだ。
だから、
「試合に負けない」ピッチング=クオリティ・スタート
ではない。
試合を作るという観点から考えた最低限の仕事がクオリティ・スタート。
少なくとも和田クラスの投手ならば、その条件だけを満たせばいいという類のものではない。
相手の先発投手が岩隈であることを考えれば、打線がそうそう点を獲ることは期待できない。となれば、勝つために先発投手がとにかく考えねばならないのは、先に点を与えぬこと。
先制点を奪われた場面、山崎の幻の本塁打があって、言うなれば「一度は救われた」はずの和田。が、それを活かしきれないもどかしさ。仕切り直しとなって、山崎がファールで5球粘って3塁線への2ベース。幻の本塁打で気持ちを切らさなかった山崎に根負け。で、その直後、中島にタイムリー2ベース。
さらに加えて、藤井のヒットによる3点目は、本当に要らんこつ。
打線も見事なまでに、岩隈にちゃんとスイングさせてもらえんかったね。
さすが岩隈というべき堂々の投球内容、褒めて然るべきなのだが、それにしてもこの日のように先に3点与えてしまうと厳しいね。同点の緊張感を保っていればこそ考え得る攻め手も、リードを与えてしまっては使えなくなる。そうしてリードを与えれば与えるほど、どんどん自軍の攻め手を少なくしてしまい、結果、相手投手の攻略を難しくしてしまうのが野球というスポーツだ。
それでも攻略の糸口は探していかんと、プレーオフでの対戦の可能性もある。
打者一回り、時には二回り、試合の中盤までをも使ってでも、チームとして徹底して撒き餌をまき続け、相手投手の組み立ての幅を狭くせざるを得ない状況を作り込み、攻略の糸口を作っていった黄金期の西武Lions。
Hawksが目指す姿が、そうした嫌らしい野球でないことは承知。
だが、福岡Hawksの第一次黄金期のように、圧倒的な個の力と、秀でた個がズラリと並ぶことで相手投手を心理的に追い詰めることができぬ以上は、個の力に頼るだけではなく、チームとしての攻略も考えていかねばなるまい。
それにしても、ますます面白くなってきたパ・リーグ。
この日は、結局上位三チームが敗れ、さらに差が縮まり6チームが7ゲーム差にひしめき合う大混戦。1-3位は3.5ゲーム差内。3位から3ゲーム離れて、0.5ゲーム差内に4-6位チームがひしめき合う。
(ま、要はウチは首位にも最下位にも3.5ゲーム差のちょうど真ん中におるわけやけど 苦笑)
五輪期間中、戦力が落ちない(ORIX)Buffaloesは抜け出すチャンス。
ウチは、杉内、和田と先発2枚が抜けるのは痛いね。でも、雁ノ巣のランディ・ジョンソン大田原や岩嵜翔ら、期待の若手にとっては最大のチャンス!
と、同時に大隣あたりがローテの柱としてもう一皮剥けてくれることに期待。
打線的には宗則が抜けるのは痛い。が、今のうちに大村が足のコンディションを万全に整えてくれれば、1番大村、2番本多という打線が組める。これだと遜色ないよね?って獲らぬ狸の皮算用かな(苦笑)
そのために、今、大村のスタメン起用を我慢しとる気がするんやけどね。
守備では内野に一枠空く。明石や金子あたりはチャンスやね。それで小斉あたりももう一度チャンスがあるかな。
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Comments
田中マー君を選ぶ際に「若い選手にチャンスを与えたい。」といった事を星野監督は言ったとか、何を考えているんでしょうね。誰が、オリンピックで選手を育成してくれなんて、頼んだのでしょう。アマチュアの舞台を奪った以上、プロが求められる事は、勝つこと以外はないんです。
今の岩隈がダルに次ぐ投手である事は、一目瞭然だと思うんですけどね。本当に「勝ちたいの?」それとも、「オリンピックで名声を得たいの?」って聞きたくなるような人選でした。
クオリティスタートなるもの、えらくぬるい基準なんですね。先発ローテ投手に厳しい、私の基準なら、7回2点ですね。それもあくまで最低基準で、HIROさんが仰るように、データじゃ計れない「試合を作る」という事こそが、それよりも数段大事ですね。データは好きですけど、データ遊びでは「野球」というスポーツは、真に理解出来ない気がします。今の岩隈に3点じゃ何も作戦が打てなくなります。
ちなみにガトームソンら、外人投手も、もっと日本人が「試合の流れ」なるものを読みながら、感じながら、プレーしている事を学んで欲しいです。力を入れて投げるイニングがあることを知って欲しいと。
投稿者 王楽太陽 : 2008年07月21日 22:50
王楽太陽 さん
そう、五輪は勝つことのみを求められているはず。
にも関わらず、岩隈ではなく田中将大だし、今季、不調の選手も選出されている。
ちょっと本気を感じないというか、今季のプレーをロクに観ずに名前だけ眺めて選んだのか?って感じです。
百歩譲って、チームのまとまりを優先させる意図で、昨年の予選を一緒に戦った選手を優先させたとしても、岩隈に関してはちょっと合点がいかないですね。
それに、過去の五輪やWBCなどの国際試合を観ても、「勝つ」ことへのこだわりがいつの間にかチームのまとまりに繋がっている気がしますから、あまり昨年のメンバーにこだわる必要もないように思います。やはり今季の現時点での力を最優先して欲しいもの。
> 今の岩隈がダルに次ぐ投手である事は、一目瞭然
普通に見てりゃ、誰が選んでもダルの次に岩隈ですもんね。
ノムさんも「ID時代」なんて表現してましたが(苦笑)
> 今の岩隈に3点じゃ何も作戦が打てなくなります。
全くもってその通りです。打って出るしかなくなってしまいます。
クオリティ・スタートは相手投手との兼ね合いなどを排除して評価するための指標ですが、試合においては「評価」が目的ではなく「勝つこと」が目的ですから、相手投手が良ければそれに対抗した投球をせねば勝てないのは自明の理。
一般的には評価の高い和田ですが、自分はどうもそこが歯痒くて仕方ありません。
> ちなみにガトームソンら、外人投手も、もっと日本人が「試合の流れなるものを読みながら、感じながら、プレーしている事を学んで欲しいです。
> 力を入れて投げるイニングがあることを知って欲しいと。
確かに外国人投手の投球を見ているとその意識は薄いですね。
和巳や杉内という良い手本がいますから、もっとコミュニケートしてそうした部分も吸収して欲しいもんです。どうも、外国人投手が多いので外国人同士ばかりでつるんどる感じもします。
投稿者 HiRO@zetton05 : 2008年07月22日 14:00