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August 04, 2008
夏休みの里帰り
8/3 南海 4-2 近鉄
鷹の20年ぶりの里帰り。
球場には屋根が着いて、スコアボードは電光掲示板に、グラウンドは人工芝に変わっとったけど、鷹の故郷大阪で南海ホークスの復活。
本当は現地に行って、肌でその空気を感じたかったんやけど、日曜日でナイターは厳しい。ってことで、東京居残り組でVIVA SMAPでPV。
一口に20年と言っても長いよね。当時20歳だった自分が既に不惑を迎えとるんやもんね。その頃生まれた子供はもう成人するんやもんね。
それでも、20年というタイミングは、偶然にして絶好のタイミングだったと思う。
1999年の初優勝を経て最強の一時代を築き、名実共に福岡に根付いたからこそ実現可能な企画。10年目はまだ福岡での初優勝もしてなかったし、その意味じゃ中途半端というか、下手すりゃ九州に根付かない危険性もまだあった。
そして、この20年目であれば、当時20-30代だったファンがまだ40-50代。
ライオンズクラシックで思ったけど、ライオンズの移転が30年前。で、今回ライオンズクラシックで復刻した西鉄の最強時代なんて50年前のこと。ちょっと時間が経ちすぎて、当時を知るファンも年齢的に高齢なため、球場に足を運んで愉しむのは辛いかもしれない。それに当時は、まだ選手個別の応援歌なんてない頃。南海時代の応援を再現するのと同じように、当時の応援を再現するのはちょっと難しいしね。今のスタイルでの応援のなか、選手のユニフォームだけが西鉄時代のもの、という微妙にノスタルジーに浸れない感じ。
この日の大阪、その選手の応援歌はもちろん南海時代のもの。Buffaloes応援団も「南海、倒せー!」のコール!ナイス!
そして、Hawks側からも「近鉄、倒せ-!」。
こういう応援団同士の気の利いた連携は嬉しいね。
前回の甲子園同様、選手達の徹底した着こなしも嬉しい。
球団がロングパンツを作成せず、全員がクラシックなレギュラースタイルのパンツのはきこなし。そして、バッティンググラブ、リストバンドに至るまで徹底的に緑にコーディネート。出場するかどうか読めない選手は、準備が難しかったろう、と思っていたら、やはり。仲澤がadidasの緑のリストバンドをしていると思ったら、裏に#9の刺繍が(笑)
ただし、CS中継、試合開始前は、清原復帰と大石さん監督就任の話題ばかりで全く南海ホークス話題に触れず(苦笑)
さて、先発マウンドには、金子と、復刻ユニフォームならお任せの「江夏二世」大隣。新緑のユニフォームが実によく似合う。
2回表、1死から松田が右中間を深々と破る3ベース。続く大村がライト線を破るタイムリー2ベースで先制。
が、この日の大隣は制球がイマイチ。
3回裏、大隣が1死3塁から阿部、カブレラに連打を浴び、2失点、逆転を許すも、以降を踏ん張り、ローズ、北川の後続を断つ。
4回表、松田、大村に連打、長谷川が送り、中西の2ゴロの間に3走がホームインし、すかさず同点に。
その裏、先頭の下山に3ベースを打たれるも、ここから大隣の投球が変わった。
後続を3人で断ち無死3塁を切り抜けると、5-6回を三者凡退に。
7回裏、先頭に代打清原。
ドーム内を包む割れんばかりの歓声。総立ちだ。
「頭が真っ白。投手の顔も見えなかったし、構えることができなかった。こんなん野球やってて初めてだった。2-2の緊迫した場面でプロとしては失格ですけど。」
清原ほど大舞台を経験してきた選手でも、そうなるんやね。
大隣は真っ直ぐ勝負。最期は外寄り高めの真っ直ぐを空振り三振。
それでもスタンディングオベーションに包まれる大阪ドーム。絵になるね。
でも、本当に怖いのはこの儀式を通過した次の試合から。清原が「For The Team」に、打点狙いに徹して来たら、こんなに怖い打者はいない。
ここはまた後日、かな。
それにしても、清原の引退への花道とも言える復活を、かつて西武黄金期に清原とAK砲を組んだ秋山幸二や、PL学園の大先輩新井さんが南海ユニフォームを着てHawksベンチで見守るという歴史のファンタジー。
同点のまま、8回裏の1死2-3塁のピンチを凌ぐと、その直後の9回表。
長谷川が中前打で出塁し、中西が送る。高谷が倒れ、2死2塁、打席には本多。
鳴り響く「鷹の道」。
追い込まれ、やや外寄りのフォーク、だが高い。打球が前進守備の坂口の横を抜け右中間へ転がる。代走辻がホームイン。打った本多は3塁まで。土壇場での勝ち越しタイムリー3ベース。外野が前進守備でなければただのヒットだったろう。こういう場面、本多はやたらに強い♪
続く仲澤。なおも続く鷹の道。フルカウントとなって真っ直ぐがやや外寄り甘く入る。センター前へ。駄目を押すタイムリーでこの回2点。
その裏、マウンドには大馬神が仁王立ち。
球質的にはまだまだ。が、小久保の横っ飛びファインプレーもあり3人締め。
その存在感とチームに与える安心感は大きい。
先ずは幸先よく後半戦を白星スタート。
大隣は130球8安打で10勝目。試合序盤は決して良い状態ではなかったが、それでも何処か安心感がある。走者を出しながらも粘り強く投げ、中盤以降にグッと調子を上げるあたり、実に頼もしい。安定感がある。もう既に風格すら漂わせてきている。
無四球が28イニングで途切れはしたが、8回1死2-3塁のピンチも断ち、堂々のピッチング。
それにしても、今季、より一段高いレベルに到達しつつある本多のプレー。バッティングもそうだし、守備も本当に素晴らしい。
初回の一輝の1-2塁間への打球、その後の送球も考え飛び込まずに回り込んで制しアウトに。足も速いが、ポジショニングとスタートの良さ、打球を追う方向の判断、そして打者の足、それらを瞬時に判断したうえでのスーパープレー。
その後の8回1死2-3塁で見せた背走キャッチも素晴らしい。観ていると本当に事も無げにプレーしているが、いずれも最高レベルのプレーだ。
その驚異的な成長の陰で、若鷹達も着実な成長を見せてくれてる。
松田は外寄りのボールを右方向に意識して弾き返せるようになってきた。シーズン序盤には外のボールに面白いようにバットが空を切っていたもの。シーズンを戦い苦しみながら、若手がこうして成長を見せてくれるのは本当に愉しいものだ。
それにしても…
大阪の地には、20年の月日が流れても、なお、こうやって鷹を愛してくれる熱いファンが沢山いる。福岡は、球団と一緒に、こうした大阪でHawksを愛したファンの想いをも引き継いだ。そのことを改めて実感させられる。
このことだけは何があっても忘れまい。
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Comments
連投すみません。
この日現場にいたんですが、バファローズ側からの『南海たおせー、おー!』コールを聞いて、
レフトにいた南海ユニ来たおっさん達がおおお!って。
かなりぐっときたみたいで、本っ当にうれしそうな、しあわせそうな良い顔をされてました。
じゅんぺいさんも滅多に見られんような笑顔でしたし。笑
大阪のファンの熱さに触れて、こっちも負けんよう頑張って応援せんとなぁ、って強く思いました。
投稿者 れいこ : August 5, 2008 05:10 PM
南海ホークスファンだった者として、本当に感謝・感謝の企画でした。私も大阪ドームに行きたかったです。
昔、平和台で西武ファンに囲まれた一角で、大阪からきた応援団のお兄ちゃんら(福岡在住のホークスファンの応援団の方もいました。今も福岡ホークス応援団の会長のような事をやられているのかな?)と一緒に騒ぎまくった日が懐かしいです。
あの時、「ボク、ホークス応援してくれてありがとうな。」と帽子やテレカなんかを頂きました。あの方達は今もホークスを応援してくれていると思います。そういった方々の想いも背負って、福岡ホークスを大事にしていくべきですね、福岡県人は。
PS7回の南海ホークスの応援歌が、番組のお知らせで聞こえなかったのは残念でした。
投稿者 王楽太陽 : August 6, 2008 12:18 AM
れいこ さん
連投、連打、大歓迎!(笑)
大阪遠征、お疲れ様でした♪
良い経験しましたね。羨ましい♪
自分も行きたかったぁー。
南海時代の応援歌に「鷹の道」の新旧コラボ。
Buffaloes側の協力で南海ホークスの歌も聴けて、大阪球場のネオンまで飾ってあって、おまけに敵応援団まで「南海倒せ」コール。
そりゃ、嬉しいですよね。自分の友人なんか泣いて喜んだようです。
選手達もこだわってくれてますし、裏方分まで南海仕様のユニやTシャツ用意したんですよね。
今回の南海ホークスの里帰りは、敵味方関係なく全ての関係者の徹底したこだわりのおかげで本当に素晴らしい里帰りになった気がします。Buffaloes側も含め全ての関係者に感謝ですね。
自分もその空気を吸いたかったし、福岡のHawksファンとしても、吸っておいて損はなかったろうと信じてます。
関東の応援も熱いですよ。いつか関東でご一緒しましょう!
福岡でも負けんごと頑張ってください!
投稿者 HiRO@zetton05 : August 6, 2008 01:11 PM
王楽太陽 さん
そう、自分も何度かふれてますが…
自分ら福岡の人間の、地元にチームができた歓びの陰では、大阪のファンのチームを失う哀しみがあったんですよね。
自分らは、その地元チームを失う哀しみを一度経験してます。だから、もう二度と失うまい、後悔することのないように大切にしよう、そう心に決めて応援してきました。
関東に来てからですが、球場で南海時代からのファンとも交流させてもらって、福岡の人間にこんなに大事にされとるのを見て自分たちも嬉しい、といったことを言ってもらって、とても嬉しく、また誇らしくもありました。
Fightersなど、移転前と移転先のファンとでのいがみ合いもあるようです。それほどではありませんが、Hawksファンの間でも、南海時代のファンと福岡時代しかしらないファンの間でのそうした話が全くないわけではないようです。
が、同じチームのファン同士、昔と今のそれぞれの想いを受け取りあって大切にして欲しいと思います。
今回の大阪ドームでは、大阪以外からの遠征組も多かったようですが、現地に赴かれた方、皆が、魔法にかかったかのように夢心地の歴史のファンタジーを愉しまれたようです。その意味じゃ、本当に良い企画を実現させてくれたものです。
多大に協力してくれたBuffaloes球団やファンを含め、全ての関係者に感謝、感謝ですね。
投稿者 HiRO@zetton05 : August 6, 2008 01:31 PM