2008年08月13日
蘇るか、伝家の宝刀
休日返上で、松田が森脇コーチとマンツーマンでスローイング練習を1時間半行ったそうだ。
そうそう、2つ前のエントリーのコメントにも書いたけど、とにかく思い悩むよりも練習で数こなすしかない。自身に不安を感じなくなるまで、徹底して思い切り腕を振って数を投げ込むべし。と思っていたら、早速これ。嬉しいね。
さて、この9連戦、日刊スポーツによると先発予定は以下。
vs Marines
8/13(水) ホールトン
8/14(木) 新垣
8/15(金) パウエル
vs Fighters
8/16(土) スタンドリッジ
8/17(日) 大隣
8/18(月) 星野
vs Lions
8/19(火) ホールトン
8/20(水) 新垣
8/21(木) 未定
Lions戦第3戦の先発は順番通りならパウエルだが、Marines戦の投球内容次第の模様。場合によっては高橋秀の投入などもあり得るとのこと。そこまでに高橋秀以外の中継ぎ陣の目処が立っているかどうかにもよるね。
スタンドリッジは3月以来の先発。五輪へ3選手を派遣した救済措置として外国人枠の1名拡大を適用したもの。ここも注目だ
さて、この「五輪ローテ」でやっぱり最大の注目は新垣渚。ハナから2戦予定しとるところに首脳陣の期待も感じるよね。
新垣渚の最大の武器といえば「伝家の宝刀」スライダー。
彼にとっては「困ったときのスライダー」ともいえる生命線のボールだ。
本来、渚は、150km/hを越える真っ直ぐと、この140km/h台の縦にギュッと曲がり落ちるスライダーだけでバッタバッタと三振をとれる投手。この2つの球は超一級品といっても過言ではない。
週間ベースボールで、時々「変化球特集」があるのだが、2-3年前の特集で、現役プロ選手にとったアンケートで「魔球と呼ぶにふさわしい変化球」の1位に選ばれている。
追い込まれたらスライダーが来る。そう分かっていても、空振りしてしまう。それだけの魔球だと。
ところが、シュートを覚えるうちに、どうもスライダーの感覚が狂ってしまい、打者の頭より上にすっぽ抜けたり、地面に叩きつけてしまうようになり、暴投王の有り難くない称号を得てしまう。
何か新しい球種を覚えると、腕の振りや指先の感覚に新たな要素が加わり、それまで投げていた変化球が逆に投げられなくなる、例えば、大きなカーブを投げる投手がスライダーを覚えると大きなカーブが投げられなくなったり、というのは往々にしてよくあること。
とにかく、今の状態で他の球種をどうにかしても駄目。このスライダーを自信を持って投げ込めるよう感覚を取り戻すしかない。
ファームで取り組んだポイントは、まさにそこだったはず。その成果が如何なるものか、その結果次第では今季残り試合を戦っていく上での大きな戦力となる。
本人曰く「カーブ、シュートを封印し、スライダーをどんどん投げる」とのこと。
「伝家の宝刀」の復活なるか。
期待を持って、2戦とも球場で、この目で見てきたいと思う。
Trackbacks
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.zetton05.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/2559
Comments
ご無沙汰です。
今度こそはと期待していた新垣でしたが、やっぱり・・・・・と言う感が否めません。もっている物を考えると余計に歯がゆいのですが、ここまで来れば、技術云々ではないと・・・・・。
自分の能力を見誤ってしまって、メジャーを口にし始めてからだと言うのが私の持論です。高い志も良いのですが、謙虚に、そして真摯に自分の置かれて居る立場を見つめて精進してくれる事を望んで居ます。
投稿者 紫電改 : 2008年08月15日 08:35
1イニングに8失点しながら、他のイニングがパーフェクト、というのも、ある意味「らしい」内容でしたね。
今回、帰宅してから、また改めてじっくりと中継の録画を観ました。
抑えているイニングの真っ直ぐとスライダーのキレは抜群です。
が、ランナーを背負うと抑えようと力むんでしょう、身体の開きが早くなり、結果、真っ直ぐのキレが悪くなりシュート回転して甘いコースに入ってしまう。
メンタルがフォームに影響を及ぼす典型ですね。
本人がメンタルをコントロールできないと、結局ボールもコントロールできない。
仰る通り技術云々ではないですね。
かつてはともかく、今の新垣は逆に自信喪失状態にあるのではないでしょうか。
崩れる切っ掛けになったのは、メジャーを視野に入れてシュート(ツーシーム)に取り組みだしたこと。で、結果、スライダーの感覚がおかしくなって暴投するようになり、そこから本来の自分の投球を見失い自信喪失に陥った、という感じだと思います。だから、今は全然自分に自信が持てず、走者を出すだけで、もう普通の状態ではいられなくなるんじゃないでしょうか。
とにかく、本来のスタイルである真っ直ぐとスライダーのコンビネーションで数多く抑えて自信を取り戻していくしかないのか、と思ってます。
ま、8失点した次の回から立ち直ったのは一筋の光明ですね。
紫電改さんの仰ることもよくわかります。
チーム勝ち頭になったオフでは、ここぞとばかりに年俸アップを主張してましたけど、やっぱり、新垣の場合、行き当たりばったり、という感があって、良いときは良いけど、悪いときは悪い。悪いなりに任せられる、という感じではないですからね。和巳や杉内とはそこが全く違います。そういう部分は、チームのためにも、自分の成長のためにも、もっと自覚して欲しいですね。
投稿者 HiRO@zetton05 : 2008年08月19日 01:26