« 生き残りを賭けた千葉マリン3連戦 | Main | うおおおおおぉぉぉぉぉーーーーーっっっっっ!!!!! »
2008年09月17日
捕手を育てるということ
鷹の泣き所。そう指摘されて久しい鷹の捕手陣。
前々エントリー「今季を戦ってきた形」のコメントにもいただいたが、ここ最近の高谷に関して聞かれることが多いので。
最近、解説者からそのリードを疑問視されたり、打率も低迷しとる高谷。
攻守に心配する向きも多いみたいやけど、端的に言えば、今はそういう時期といえばそれまで。なので、見ていて配球ミスといえそうなものも結構あるけど、そこはもうある種達観して見ている。
守備も配球も打撃も、ぜーんぶ、壁にぶつかって悩んでいるのは事実。が、それも想定の範囲内だ。(コーチが想定していなかったら、そっちのほうが驚く。)
捕手なんてポジション、プロに入って、すんなりレギュラーとして活躍できるポジションではない。
何度も何度も失敗を繰り返し、思い悩み、苦しみながらも、その壁を乗り越えた選手だけが残れる、そんなポジション。
無論、他のポジションだってそうやけど、捕手は他のポジションとは比べものにならないくらい守備面で学ぶべきことが多いだけに、なおさらそう。
結局は、捕手としての引き出しを、如何にたくさん作っていけるか。
山崎でも、高谷でも、たかだか各対戦カード一巡目くらいなら、今持っている引き出しだけでも何とか無難なリードはできるかもしれない。
が、各チームとの対戦が二、三巡してくると、相手もその捕手の配球の傾向を分析して丸裸にして打者に指示してくるから、当然、攻め方にもバリエーションが必要になる。
相手に応じて、読み合い、腹の探り合いをしながら臨機応変に裏をかくことも必要になるし、相手によってはその「裏」に照準を合わせたりもするので、相手の狙いを探ったり、その行動から読み取ったりという観察力や洞察力も必要になってくる。
要は、鷹の捕手陣には、まだまだそうした引き出しが少ないのだ。
これは高谷に限った話ではない。
もし、久しぶりに出てきて山崎が活躍したとしても同じこと。十数試合ならもっても、数十試合に出続ければ丸裸にされ狙い打たれるのは同じ。それを繰り返して、引き出しを増やし、駆け引きを覚え、裏をかくことを覚え…ってやっていくしかない。
だから、とにかく使い続けながら、時にはベンチから他の捕手のリードを客観的に見せる機会を作る、といった具合に育てるしかないよね。
城島だってそうだった。ただ、城島はある意味ラッキーやったけどね。チームが弱かったおかげで、一時の敗戦やマイナスを覚悟で育てられたようなところもある。城島の成長とチームの成長がリンクしとったしね。
今は、育てながら勝つことを求められとるから、どうしても風当たりは強いし、目立つよね。
今はベンチの方針として、高谷を育てる方針がぶれていない。
これが一番大切。
捕手を育てるというのは、他のポジション以上に大変やけんね。ここがぶれてると、結局、併用した捕手、誰一人育ってない、ということになりかねない。現に、一昨年や昨年までは、そこが先ず定まってなかったわけやけど。
その点、高谷を育てる方針がシッカリと確立したという意味で、今季は大きな一歩を踏み出したと思っている。
Trackbacks
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.zetton05.com/cgi/mt/mt-tb.cgi/2583