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2008年10月24日

にわかLionsファンのブログ

10/21 Fighters 4-9 Lions
10/22 Fighters 0-9 Lions

野球がないのはホントにつまらん──。

でも、考えてみりゃ、比較的近い沿線で野球やっとるやん?
というわけで……西武ドームへ!

FightersとLionsなら、迷いなくLions応援!
にわかLionsファンに変身……って、別に「にわか」でもないか。自分がガキの頃の福岡はLionsの街。
むしろ、西武ドームの1塁側を埋めたファンの、大抵の人間よか年季が入っとるかな?(笑)

そのLions。
2戦目にダルビッシュのエグいツーシームで徹底的にインコースを攻められ、3戦目にも武田勝にインコース攻め。
それで、完璧に調子を狂わされたかに見えたLions打線だったが、4戦目はスイーニーを餌食に。投げては石井一久が素晴らしい投球。
5戦目には10得点を奪ったグリンから再び3回までに5得点。涌井が7回途中まで完全、とこれまた素晴らしい投球を披露した。

4戦目、石井一久は立ち上がり2四球を与えたが、そこから2連続三振で切り抜け、その直後、片岡が出塁し2盗を決めた、この初回の攻防に勝負の分け目を感じた。
Lionsはここで掴んだ流れを離さず、5戦目で一気に勝負を決めた。

対するFighters。5戦目、この流れを止めるなら、Lions打線を止めねばならなかった。捕手を鶴岡から高橋信二に替えてきたが、初戦に10失点KOを喰らったグリンにLions打線の勢いを止めるのは荷が重かった。
短期決戦では、シーズン中の成績に関係なく、調子の上がらない選手に如何に見切りを付けるか、その判断も重要になってくる。

振り返ると、このCS。1stステージでは、(ORIX)Buffaloesが初戦ダルビッシュに対し敢えて小松を回避し敗退。が、2ndステージでは、Fightersが初戦涌井に対しダルビッシュを回避、結果、ダルビッシュを1試合しか使えぬまま敗退した。
そこに勝負の綾を感じずにはいられない。


あくまでも結果論に過ぎないことを承知のうえで──。

日本シリーズにおいては2戦目重視という戦略が時に用いられる。が、あくまでも7戦で4勝したチームが勝ち。そこは互いに互角な条件のもとでの話。
このCS2ndステージでは、4勝したチームが勝つのは同じでも、上位のLionsには1勝のアドバンテージがあった。既に戦う前から相手に1勝を与えた状態のFightersとしては、絶対的な切り札ダルビッシュを1試合でも多く投入することを考えるべきだったように思う。

それに加え、後のない5戦目にDHで稲葉を起用した。それに伴い、田中賢介を1番に、2番には稀哲と打線を組み替えた。これが、結果としては、このCSの4戦目までの戦い方を捨ててしまうことになったのではないか。
それまで1番を打って結果が出ていなかった稀哲だが、4戦目は負けたなかでも当たりを取り戻しつつあった。が、2番に入ればケースバッティングを求められる。
そして、それまで2番でそれなりに機能していた鶴岡がベンチに下がり、高橋信二がマスクを被る。
自分は昨年の日本シリーズでも感じたが、短期決戦においては1人の捕手がマスクを被り続けることのできるチームのほうが優位だと思う。負けた試合、打ち込まれた試合の中にも、各打者への配球データを確認して生きた情報へと更新しつつ、次の試合への撒き餌を撒くことができるからだ。
4戦目、Lions打線を抑えられなかったにせよ、何かを変えるなら投手だったような気がする。
そういう意味では、シーズン中に鶴岡をレギュラー捕手として完全に固定できなかった、それがCSにも禍いしたか。


外連味なくバットを振るLionsの野球には、久々にパ・リーグらしい野球を魅せてもらった。
パの代表として、相手がGiantsであろうとDragonsであろうと、その魅力を遺憾なく発揮してもらいたい。

思えば、自分が、HawksがCSに進出していないとはいえ、球場にまで足を運び、こんなにも素直にLionsを応援できるのは、今季の Lions Classic、福岡時代の歴史をキッチリとした形でリスペクトしてくれたおかげだろう。

おめでとう!Lions!!
そして、ありがとう!


この2試合、4戦目は外野自由で、5戦目は内野自由でLionsファンの中に紛れて観戦したのだが、一つ大きく感じたことがある。

スタンドの雰囲気がHawksのそれとは明らかに違うのだ。

他球団のファンに紛れて、改めて感じたが、Hawksは、チームだけではなく、ファンにも鬼気迫る切羽詰まった空気があったことをハッキリと感じた。
Hawksだったら、CS突破の瞬間、ほとんどのファンが歓喜の中で大泣きしていたに違いない。そうしたガーッと入り込んだ必死な雰囲気がスタンドにもある。
それに比べ、Lionsのファンで埋まったスタンドは、日本シリーズ進出がかかったこの試合ですらも、もっと肩の力を抜いて野球を愉しんでいる感じがした。

もちろん、どっちがどう、という類の話ではない。
自分も含め、Hawksファンがそうなってしまうのは致し方がないと思う。
なんせ、パ・リーグで、レギュラーシーズン1位で日本シリーズに進めなかったチーム、このプレーオフという制度に煮え湯を飲まされたのは、未だにHawksだけなのだ。それも一度ではない。
Hawksの選手たちは、余裕がない、野球を愉しんでない。他球団のファンからそんな声を聞くこともあった。
でも、しゃーなかろうもん?!
選手たちも、ファンも、このCS突破に必死の想いを抱えるのは無理からぬこと。

でも、ひょっとするとファンも、選手たちを追い込んでいたのかもしれない。Lionsファンで埋まったスタンドの空気にそんなことも考えてしまった。

自分は、勝っても負けても野球を愉しんでいると自負しているし、長い目でチームを見守っているつもりだ。だが、それでも、鬼気迫る空気をスタンドで醸し出してはなかったか。そう自問自答してしまう。
もちろん、声を出す、出さないの問題ではない。気持ちの問題だ。

新チームは最下位からのスタート。失うものは何もない。
その意味では、ファンも、より大きな声援を送りつつ、もう少し肩の力を抜いて見守ってやった方が良いのかもしれない。

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投稿者 zetton05 : 2008年10月24日 01:03

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Comments

おっと、第5戦の見方が全く一緒ですわ。
打順組み替えも然る事ながら結論として、

「シーズン中に鶴岡をレギュラー捕手として完全に固定できなかった」

これに尽きる、と。まぁ、正捕手奪えなかった鶴岡が悪い、と茶化してましたが。

ただ、層の厚みの差ってのはありましたね。打線は特に。

投稿者 かまぼん : 2008年10月26日 01:18

ちょっと、勿体ない感じはしましたね。
短期決戦においては、特に捕手の固定って重要だと思います。
昨年の日本シリーズも、極論すればその差が大きかった、とすら思いますから。

> 層の厚みの差

確かに。
Lionsは、シーズン中の4番ブラゼルやG.G.を欠いていてアレですからね。
ほとんど顔ぶれも変わらず(むしろ主力が減っている)、1年でこうも変わるものかと。

投稿者 HiRO@zetton05 : 2008年10月29日 03:47

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