2009年09月13日
積極性か?ギャンブルか?
9/12 Eagles ○ 6-5 ● Hawks
あと1点及ばず。
とはいえ、そこまでに、いろいろあったわけだが…苦笑
とにかく、初回の宗の走塁が痛かった。
一部、井出コーチを非難する向きもあるようだが、あそこは3塁コーチの指示云々より、本人の判断だろう。
試合終盤、点差や試合の流れによって、一か八かのギャンブルプレーはありだ。が、初回のあの場面は、決してギャンブルすべき場面ではない。
積極的走塁とギャンブルとは違う。
宗は今季、積極的走塁と本人が勘違いしたギャンブル的な走塁が多すぎる。盗塁にしてもそう。ここで走ってアウトになるのは最悪という場面で走ってアウトになる。
結果、相手チームを楽にしていることが多いことに気付いて欲しい。根本的に状況判断が悪いと言わざるを得ない。
先の塁を積極的に(という意識で実際は『闇雲に』なってしまっている)狙うことだけが、自分の「足を活かす」ということではない。(というか、積極的に次の塁を狙うのは当たり前。)
どうすれば、自分の足を活かして相手が嫌がることをできるか、という視点で一つ一つのプレーを考えて欲しいと思う。
中継ぎ陣の起用法。
8回に大隣-佐藤誠と繋いで火に油を注ぐ結果となった。結果論だが、これがなければ、8回裏に5点を返しただけに、ゲームはわからなかった。
これだけ、ここ最近の試合で中継ぎ陣のなかで『使える』投手と『使えない』投手がハッキリとしているのだ。
9月も中旬。残り20試合。本当なら、もう少し、我慢したいところ、最後の鞭を入れるタイミングとしてはやや早い。が、この状況だ。運良くFightersも連敗中でゲーム差は変わってないとはいえ、残り試合数が減り、着実に逆転を難しくしていっている。
既に、ベンチが諦めていない姿勢を示すことが必要なタイミングとみる。
そういう意味で考えれば、ビハインドにせよ8回頭から水田という策もあった。
が、それも仕掛けの早いギャンブルではある。
そこで、水田でないのなら…
自分なら、この8回、現時点で結果を残せていない中継ぎ陣が好投し戦力化できる可能性にかけるよりも、馬原の今季残り試合での再生の可能性とストッパー攝津を念頭に、この場面で馬原を起用したかった。
多くのファンが攝津ストッパー起用を主張している。それはわかるし、自分はできれば来季からと思っていた。そして、ベンチもまた絶対に考えている。
が、馬原のような絶対的ストッパーとして君臨し続けてきた人間を、何度かの救援失敗でシーズン途中に簡単には外せない。これだけの長い間、鷹の9回のマウンドを守り続けてきた馬原への配慮を欠かしてはチームそのものが崩壊しかねない。
それは「変える勇気」とかとは全く別次元の話。
今までの功労者である馬原自身に配慮し、馬原本人にも、ナイン達にも納得できる形のストッパー交替でなければ、チーム内に首脳陣への不信感が渦巻きチームがバラバラに崩壊する危険性がある。選手達はある意味、等しく同じ立場にある。チームの功労者への処遇を間違えれば、自分がこのチームでそうした立場になったとしても、一つ間違えば同じような処遇を受ける、そう思わせてモチベーションを左右する危険がある。そうなってしまっては、結局、チームにとってマイナスだ。
そうした不安感や不信感を与えず、本人も周囲もが納得できるタイミングを慎重に伺う必要がある。
で、そうしたなか、交流戦後、何とか騙し騙しストッパーとして最終回を抑えてきた馬原が打たれた。
今の馬原の問題点は、先ずフォームにある。それは素人目にもわかるくらい。そのため、真っ直ぐはシュート回転し、フォークが落ちない。
このタイミングがもう少し早ければ、本人と膝つきあわせて話し合い、万全の状態に戻すため登録を抹消してファームでじっくりと修正に取り組む、という方法があった。そして、馬原のいない間、攝津を暫定ストッパーに任じる。
が、今から登録を抹消しフォームの修正をしたのでは、それからファームで調整登板をしようと思ってもファームの試合は終わってしまっている。(育成を目的とするファームの試合数が少ないのは大きな問題点だ。)
それでは、この終盤に「チームには不要」とばかりに、戦力外を通告するのと同じようなものだ。もっと早ければ別だが、今となってはできない選択。
となれば、1軍で使いながら馬原を有効に活かすとともに、攝津へのストッパー移譲を果たすことを考えねばならない。
そうした視点で考えれば、あの8回は馬原の良い登板機会だった。
元来、馬原は登板間隔が開くとダメなタイプだ。そして、ストッパーが打ち込まれた場合、なるべく間を空けず次の試合で登板機会を与えるのは、よく使われる再生方法の一つでもある。
その意味で、3点ビハインドの8回に前日打ち込まれた馬原を「ここを全力で抑えてこい!」とマウンドに送り出せば、単なる敗戦処理に降格、ということではなく、馬原の再生への期待と、その期待に応えてくれればこの試合も諦める必要はない、というベンチの意図を感じさせることができ、また上手く行けば、馬原のあとに攝津を起用するという前例を作るいいチャンスにもなり得た。
今日の先発は杉内。ベンチとしては杉内の完投も視野に入れながら、案外あっさりと、ファルケンボーグ-攝津の2人、もしくは攝津1人に締めさせる可能性もある。
が、そうでなければ、来週の試合終盤のマウンドには注目だ。
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トラックバック時刻: 2009年09月13日 15:01
Comments
なるほど、あの場面での馬原登板はアリですね。
ただ、その前2度ほど結果的にきちんと抑えていたので、悪い結果が出る前にいきなりクローザー交代というのも難しい判断ですね。
攝津は確実にクローザーとしての階段を登ってはいますが。
投稿者 さとし@快投乱打 : 2009年09月13日 20:44