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2009年10月22日
George Mackenzie の帰還
「おかえり」
そのひと言だけですむ。
それで全てが丸く収まるはずだった。
未だ、鷹の今季終了に関してもエントリーをあげれていない状況ではあるが…
看過できないこの話題。
JOHのMariners退団が発表され日本球界復帰が決定的になった。
JOHが帰ってくる!
福岡のファンは当然、そう信じて疑わず期待に胸躍らせた。
だが、巷では、諸手を挙げて虎が獲得に動くとの報道が先行している。
一方の古巣ソフトバンクのフロントは実に素っ気ない。その態度にほとんどのファンが失望を覚えている。
ファンがフロントに期待していたのは、小久保のFA宣言のときのように、速攻、一も二もなく迎えに行く、そんな動きだ。
ダイエー時代からフロントにいる角田雅司氏や竹内孝規氏ならば、Hawksファンにとって、城島健司という選手が単なる一選手ではない、特別に思い入れの深い存在であることはわかっているはずだ。
地元九州で生まれ育ち、九州の高校を卒業したJOHが、当時まだ弱小球団だったHawksに入団した。
その城島健司が扇の要として成長するとともに、Hawksも成績を残すようになってくる。
ファンはその道のりを知っている。
20年連続Bクラスを更新し続けた弱小チーム、Hawks。
そこに入団したJOHも初めはホントに下手くそなキャッチャーだった。
「とてもプロでは使い物にならない」
「天性のバッティングを活かすためにもファーストにコンバートしたほうがいい」
球界の名だたる捕手経験者達にそう酷評された。
が、その物怖じしない性格と負けん気の強さ。
武田にバッテリーを組むことを嫌がられながら、試合中、工藤にマウンド上で露骨に「はぁ?カーブ?」というゼスチャーをされながら、それでも、来る日も来る日もホテルの工藤の部屋のドアを叩き続けた。
信頼される捕手にならんと歯を食いしばって食らいつく城島健司を我々ファンはずっと見てきたのだ。
JOHの成長を見守った日々は、イコール、鷹の成長を見守った日々でもある。
ファンもその日々を共有してきた。
弱いチームが強いチームへ変貌を遂げていく歩みと、あの下手くそな城島健司が球界を代表する捕手へと成長を遂げる歩みはリンクしている。その道のりを共に歩んだ福岡のファンにとって、一選手とは言い難いほどに思い入れの深い選手であることに間違いはない。
そのJOHがFA権を取得し、2005年のシーズン終了後、捕手として初のMLBに挑戦した。
その決断過程においても、決断後も、JOHは、球団に、監督に、そして福岡のファンに、とことん義理を通した。
そして、
「この球団に何の不満もなかったし、街にも何の不満もなかった。だからこれだけ自分が悩んだ。」
「ユニホームを脱ぐときは福岡で。」「いつか学んだことをホークスに伝えたい。」
とも言ってくれた。
孫オーナーも「移籍ではなく留学」という表現を用い、また背番号2は、かつての背番号9のように空き番号のままだ。
そうしたプロ入りからMLB挑戦に至る経緯を見守り続けて来たファンにとって、JOHは我が街から世界に羽ばたいた郷土のヒーローであり、自慢の息子といっていい存在だ。
皆、JOHが日本に戻ってくるなら、また再び福岡でHawksのユニフォームに袖を通してプレーすることを強く望んでいる。いや「望む」というよりかは、「それしかあり得ない」意識でいる。
プロ野球という興行は、ファンに夢をみせ、チームへの愛着を養うことで成り立っていくビジネスだ。
これでJOHの獲得に手を挙げず、JOHが他球団のユニフォームを着るようなことにでもなれば、多くのファンがソフトバンク球団のそのあまりの姿勢、ファンの愛着を無視した姿勢に愛想を尽かすだろう。
来春、閑古鳥の鳴く福岡ドームの光景が目に浮かぶ。
獲得に慎重な原因として、田上の成長や年俸が上げられている。
でもね、よくよく冷静に考えてみて欲しい。
「田上の成長」といえど、捕手としての能力ではまだまだ全然比べるべくもないし、打者としてもJOHと比べて遜色ないのはHR26本の長打力くらい。
しかも、まだたかだかこの1シーズン活躍しただけに過ぎない。来期以降同様の打撃成績を残す保証も無ければ、守備面はまだまだ向上してもらわねば困る、といった状態ではないか。無条件にレギュラーを安堵するには早すぎる。
加えて、JOHの復帰(「獲得」とはいわず敢えて「復帰」という)を望む理由は、キャッチャーとしての能力とかバッターとしての能力だけにあらず。
そのプレー能力以上に、あの強気で、人を食ったようなあのキャラクターこそ、今のHawksに欲してやまないものだ。
生真面目な選手達の多いHawksにあって、物怖じをしないふてぶてしいJOHが、扇の要に、そして打線の中軸にデンと座る効果は計り知れない。
お金に関していえば、Hawksはパをよく知らないセのファンからは金満球団として見られがちだ。が、その実、補強に惜しみなくお金を使ったのはソフトバンク元年だけ。その後の財布の紐の堅さは見ての通り。
実際問題、球団フロントの動きの鈍さはこちらによるもののようだ。
でも、水臭いよね。連れないよね。
事情をちゃんと話してみればいいやん。
福岡のファンは、王監督を親父だとすれば、小久保、信彦に連なるやんちゃな三男坊と例えるくらいにJOHを家族のように見ている。そして、そうした血の通った球団運営を期待している。小久保のときはその期待に応えてくれた。
そりゃMariners時代の年俸をベースに考えれば決して小さくない投資にはなるだろう。
が、鷹が手を挙げさえすれば金額を比べてJOHが虎を選ぶとは思えない。
腹を割って「今はこれだけしか出せない。けれど、福岡で一緒に再び常勝軍団を作っていってほしい。」
と頭を下げれば事足りるはずだ。
Marines移籍の際やその後の帰国時の義理堅さを見ていれば、JOHにはそれで通じるはずだ。
王会長がラブコールをした。
「彼の存在感はホークスに必要だと思う。技術的なことも含めて、チームを引っ張っていくことなど素晴らしいものを持っている。ファンからの人気もあったし、彼が帰ってきてホークスのユニホームを着てプレーできるようになれば最高だけどね。」
が、フロント陣は
「まだ方向性を申し上げる状態ではない。阪神? 他球団を意識して(議論を)やっていない。」
と煮え切らない。
「金銭面?ないとは言えない」
と年俸面にネックがあることも隠さない。
噂では、現在パ・リーグでトップの35億円の年俸総額を、30億円まで減らすよう5億円の削減をソフトバンク本体から厳命されていると聞く。
だからなのか?
要は、フロントだけでは裁量の範囲を超え判断が下せない、ということか。
29日以降、孫オーナーの判断を仰ぐという。
ファンはMarinersでプレーするJOHに対して、一時的にMLBに修行に出しているかのような意識でいた。
だから、直ぐに
「おかえり」
そういって迎えに行かない球団の対応に苛立ちを覚えている。
さらには、
「出ていった選手よりも、残った選手を大事にするべき」
「(不可解な無償トレードの)小久保とFAで自分から出ていった選手とは違う」
といった球団幹部の発言も漏れ伝わる。
一般論的には正しい。
が、こと城島に対しての発言としては、この発言に不信感を禁じ得ない。
「移籍ではなく留学」
そう発言し、ファンに今まで夢を見させたのは、他ならぬ孫オーナーだ。
JOHが「ユニホームを脱ぐときは福岡で」という希望を語っただけではなく、オーナーのそのひと言があったからこそ、ファンは、日本に戻ってくるときには必ずHawksに帰ってくるものだと信じて疑っていなかった。
そう信じてきたファンにとって、JOHが他球団のユニフォームを着るということは、普通の「FA選手の選択」ではなく、「我がのチームの宝もんがフロントの失態で他球団に奪われる」という有り得ない事態なのだと理解すべきだ。
ソフトバンクグループ総帥の「留学」発言を信じて夢を見ていたファンの目線をもっと意識して欲しい。
例え獲得の原資がなくとも、それでも頭を下げて復帰のオファーを出して欲しい。それでJOHが他球団を選んだのならJOHの問題だ。
オファーも出さずにJOHが他のユニフォームを着ることになれば、福岡でソフトバンクのイメージはこれ以上ないくらいに地に落ちるだろう。
収益は企業にとって非常に重要な問題だ。そこを度外視すれば、やがては球団消滅に繋がりかねないのも確か。
だが、プロ野球というファンの愛着をマネタイズするビジネスにおいて、目先の収益にこだわるあまりに、ファンの夢や愛着をぶち壊すようなことをしていては、その目先の収益すら得られなくなるに違いない。
JOHを他球団に奪われるということが、どれだけの悪影響を引き起こしかねないか、想像がついていないのなら、ファンビジネスを行う上では余りに想像力が欠けているとしか言いようがない。
例えポーズでも動いてみせねば取り返しのつかないことになる。
ニュースでは、チームのことを指して「ソフトバンク」と呼んでいる。
が、ファンが愛しているのは「ソフトバンク」という企業ではなく「Hawks」というチームに他ならない。
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これが正当な医療行為であるかどうかはさておき、報道された時点で情報戦では勝利しましたね。これで、セもCSの流れは決まったかな? ↓ ↓ ↓ &... [続きを読む]
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» CSなんかどうでもいい from ホークス馬鹿夫婦の応援日記
ダンナです。
クライマックスシリーズもなんか遠くで盛り上がってますが、そんなことどうでもいいです。
城島健司の獲得に、なんでそんなに慎重になってるんだ... [続きを読む]
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Comments
初めてコメントします。よろしくお願いします。
共有している想いを全て語ってくださった上にこの名文、思わず目頭が熱くなりました。ありがとうございます。
Johにとっては結局金額ではなく「思い」だと思います。
球団は、戻ってくるのは「当然」のこととして、例え予算がなくとも、正面からぶつかっていくべきだし、そうすれば多くのファンが「当然」のことと思っている結果になると思っています。
阪神は今日代理人と会ったと伝えられていますが、ホークスの結論がでるのは、親会社の決算日・29日以降とか。。。
1週間以上空けるのですかねえ。オーナー代行は本日オーナーに報告しているのに。
投稿者 Bookers : 2009年10月23日 00:37
はじめまして
ジョーの獲得にようやく参戦しましたね。あまり情熱の感じられないコメントが不安をあおりますが…
ただ、ジョーの代理人の存在がネックになるのではないかと危惧しています。ジョーが金額じゃないと思っていても、代理人が納得してくれるものなのでしょうか?
MLBについてはよく知らないのですが、代理人の権限も小さくはなさそう。
話し合いがうまくいって、ジョーが戻ってきてくれる日を渇望しています。
投稿者 タカ党ナギ派 : 2009年10月24日 22:42
久しぶりにコメントさせて頂きます
何の疑いもなく背番号2の復活に心躍らせたのも束の間
球団側の対応が残念でなりませんでした
キャプテンのFA権行使時と同様に即動いてくれるものと信じていましたから
彼は捕手として、強打者として必要とされるだけではなく
今のホークスに足りないものをもたらしてくれる大きな存在です
ようやく竹内氏が獲得に乗り出すことを表明し、
王会長自らがホークス復帰の要望を直接本人に伝えて下さいました
ジョーがユニフォームを脱ぐのは福岡ですから!
投稿者 あすかママ : 2009年10月25日 00:28