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2005年01月30日
Hawks あれこれ感想など
さてさて。
あんなにも待ち遠しく早く目にしたかった新ユニフォームを目にして数時間。
目にした瞬間は、「ビジターはSoftBankロゴだけ?」とか、「胸ロゴでかすぎ!」「FUKUOKAは?」とか、「袖のライン太すぎっ!」とか、「背番号こまっ(「小さい」の意)!」とか、色々あった。
でも数時間経って落ち着くと、そんなのどうでもよく思えてきた。決して投げやりな意味でなく。
自分も含め、ファンは少なからず今までのユニフォームに思い入れがある。それと違えば当然違和感はある。
思えば、今までのFDHユニフォームを見たときもそう思った。
それまでの平和台時代の垢抜けない茶色ストライプのユニフォーム。三宅一生のデザインだったが、決して格好良いとは言えなかったと思う。でも、チームを応援していた、頻繁に平和台に足を運んだ私には愛着の対象になっていた。そのダサさまで。
だから、福岡ドームができユニフォームが変わったときには猛烈に違和感があった。
でも、そんな違和感は慣れれば薄れる。いつの間にか、新たなユニフォームをめちゃくちゃ格好良いと思うようになっていた。(ま、あのユニフォームは本当にカッコよかったと思うが)
ソフトバンクによる球団経営も最初だ。発表してからの、ファンの反響や選手の意見を反映して、少しずつ毎年マイナーチェンジを重ねていくだろう。そうこうするうち、ファンもいつしか慣れてくる。
だから、今回も現段階ではいくつか不満もあるが、実際に1年を通じてプロ野球というものを見て、またマイナーチェンジを繰り返して貰えばいいと思う。
考えても見よう。ソフトバンクの担当社員だって、今までそんな立場でHawksっていう球団を意識したことすらなかったはずだ。1からのスタートなのだ。これからだ。
数年経てば、「慣れ」と「マイナーチェンジ」で気にならなくなると思う。
私が言いたいのは、それよりも、だ。
やっぱりこういう形で、殆ど全てを継承してくれたことが凄いと思えるし、有り難い。
賛否両論の激しいユニフォームだって、それなりにFDHのイメージを踏襲しようとした跡は見受けられるではないか。そして球団名の「福岡」と「ホークス」。応援歌。マスコット。殆ど全てを、マイナーチェンジしながらも継承してくれた。
考えても見よう。
横浜ベイスターズの例外を除けば、日本プロ野球における球団買収は前球団のイメージを全て払拭するかのごときものが殆どだった。
ユニフォームやマスコットや応援歌の全変更なんて当たり前。
監督、コーチ陣をはじめ、主力選手に至るまで、前球団のイメージを残すものは全て前イメージ払拭のために替えられ、トレードされ......そんな球団買収劇を幾度となく見せられてきたから、今回のこのソフトバンク孫正義氏によるHawks買収が如何に特殊か、日本球界史上稀に見る「福岡におけるHawksの継承」をテーマにして行われたか、その特異性が見えてくる。
そう、この際ユニフォームの出来は問題ではない。(もちろんマイナーチェンジは重ねて欲しい)
批判は多い。それ故、中途半端だ、という声もある。だが、かつてのFDHユニフォームを継承しながらソフトバンクの新たなカラーを出そうとした跡は感じれるではないか。
そして今までなら考えられなかった、応援歌の継承。マスコットの継承。監督やコーチ、選手の継承。
王監督は、交代どころか「生涯Hawks」を望まれている。前のFDH時代のカラーを払拭するために選手を入れ替えようなんてこともない。
それは、言わば「王貞治」、「福岡のファン」、そして「Hawks」というチームとの間に結んだ絆の継承だ。
王貞治、そしてその息子達。そこに秋山幸二も加わった。
そして福岡のファン。
HawksをHawksたらしめる大切なものはそのままだ。
その「継承」の精神、それを私は買いたい。
もっと言うならば、一時期あったロッテとの合併の噂。現に、それを促す文書が、パ・リーグ会長の名前で出されている。
そんな環境にあって、近鉄のような悲しい合併もなく、消滅もせず、「福岡のHawks」という形でそのまま継承してくれたこと。それが有り難い。
今日発表されたもの、全てが満足ではないかもしれない。
それを決めたのは、今まではHawksに関わっていなかった人間だ。だが、彼らもこれからはHawksを構成する要素として日々働くはずだ。些細な不満は、年々解消されていくだろう。
本当に大切なもの、今までの球団に存在したもの。それを大切にするのか、払拭しようとするのか。
私はIT業界にいるため、ソフトバンクにも様々な形で縁があり、正直、素直に受け容れがたい部分もあるにはあった。その意味では複雑だった。
だが、今回、その球団に存在したもの、そこにある絆。それを継承しようとする精神を私は感じた。
だから、長い目で見守ろうと思う。
ただし、変なことを言い出したり、王監督や選手へのリスペクトを亡くし蔑ろにしたときは許さない。
それがない限りは、温かく気長に見守っていこうと思う。
【速報】 The First Reception 2005
Yahooのライブ配信で「The First Reception 2005 ~ベースボール・レボリューションを福岡から…~」を観ている。
先ずは、何といってもユニフォーム。
事前の報道でも漏れ伝わったように、ホームは白をベースに、両袖に大きくあしらわれた2本のレボリューションイエローのラインが特徴的だ。右袖にはマスコットのハリーホークが2本ライン上に、左袖には2本ラインに重ならない上の部分に今まで同様の「エムシーコーポレーション」ロゴ。
胸マークはオーソドックスに胸全体に、黒で球団ロゴマークと同じ「SoftBank HAWKS」のロゴ。
背中のネームと背番号は黒。前のものより角張った書体だ。
パンツのサイドの縦ラインもレボリューションイエローの小さな2本ライン。
そのラインのせいか、昨年までのユニフォームより、袖周りがゆったりして見える。
素材は薄そうだ。

ビジターは黒をベース。ホーム用と異なり袖の2本ラインは白。
こちらは胸マークが、胸全体に白で「SoftBank」。SoftBankの「o」の上に小さなイエローの2本ラインがあしらわれている。できればホーム同様に「HAWKS」を入れて欲しかった。ここは非常に残念!
背中のネームと背番号も白。
パンツ横には黒の細めの2本ライン。

入れて欲しかったといえば、何処かに「FUKUOKA」も。
福岡なり九州なりの、地域密着をユニフォームにも表現して欲しかった。
九州といえば、グランドジャンパーの背中にあった、九州の上で翼を拡げた鷹のマーク、がなくなったのも残念。グランドジャンパーもビジターユニフォームと同様、黒を基調に白の大きな2本ラインが肘のあたりに入っている。襟元、袖にも小さな2本ライン。背中には選手のネームと背番号。
下の写真で孫さんが着ているのがそれ。

選手もファン同様、今日初めて見て着たそうだ。
王監督曰く「全てのスタートをファンとともに迎えたかった」。
全体には、そんなに変わってないオーソドックスなもの、とはいえ、やっぱり配色が変わったことで随分印象は違う。特にホーム。少しレトロな雰囲気。
さて続いて、マスコットのホークファミリー。これも基本的にみんな金髪に染め変えた(?)だけでそのまま。もちろん、ユニフォームは変わっとるけどね。
そして何より応援歌「いざゆけ若鷹軍団」。
既に残すと発表されてはいたが、本当に「我らの我らのダイエーホークス」が「我らの我らのソフトバンクホークス」に変わっただけ。冗談から出た本当、という感じだ。アレンジは変わったが、これは嬉しい。
ま、ユニフォームが変わるのは仕方がない。
それでも、なるべく大きくイメージを変えないよう配慮してくれた気もする。
それ以外の部分では、ソフトバンクカラーを出しつつも、本当にいろいろな大切なものを継承してくれた。今までの日本球界の球団買収では、前球団のカラーを払拭したがる場合が多く、あまり見られなかったパターンのチーム継承かと思う。(親会社が変わったことを全く感じさせなかった横浜ベイスターズもあるが)
非常に有り難いことだ。
新入団のトニー・バティスタ(#77)、ホルベルト・カブレラ(#30)、ペドロ・フェリシアーノ(#28)、大村、井出の5選手の挨拶もあったが、トニー・バティスタの陽気なキャラクターが印象的だった。これなら日本にも適応できるかな?
2005年スローガンは、「めざせ 世界一!」
予想通り!
このイベントの入場料は全額、新潟県中越地震およびスマトラ沖地震の被災者支援の義援金として寄付するそうだ。野球を通じて社会に貢献していく姿勢を見せたのも、先ずは評価したい。
さあ、明後日からはいよいよキャンプイン。
開幕が待ち遠しい。
マイナーから這い上がる!
合併球団を拒絶しMLB移籍を目指す中村ノリへ、Dogdersが入札した。
他球団が入札したかどうか、現段階では明らかになってなく、交渉権確定は早くとも日本時間で31日といわれている。が、仮にDogdersなら「交渉権獲得ならマイナー契約を結び、キャンプに招待選手で参加。」との意向だ。
また、こちらの記事によると、ノリ自身もマイナー契約でも受け入れ、メジャー昇格を目指すつもりのようだ。
ここ数年怪我に悩まされ満足に働けていないが、怪我さえ癒えれば、小久保、松中をも凌駕したその打棒をもってしてメジャー昇格は十二分に可能なはずだ。
怪我と心の傷とを癒すのに、原点に立ち帰り、マイナーで泥にまみれるのも、良い機会だろう。
最後の『いてまえ』の魂、復活に期待したい。
一方、日本人メジャーリーガーのパイオニア、野茂英雄。
そのDodgersを退団、行き先が注目されたが、DevilRaysとマイナー契約、年俸は昨季の1/10という。
昨季は、右肩痛などで故障者リスト入りを繰り返したこともあり、中村ノリ同様、キャンプには招待選手として参加、オープン戦を通じた復調のアピールで、メジャー契約切り替えを目指す。
「タンパベイと契約できてうれしいです。開幕ローテーションに入れるよう頑張りたいと思います。」
「(開幕までにメジャー契約をする自信は)当然ある。そうじゃないと契約しない。」
マイナー契約にも、何ら動じることのないこの風格。流石だ。
11年目のマイナーからの再出発。実に野茂らしい。
最初から、メジャー契約だとか、ポジションを安堵しろとか、金銭条件とか、今がピークとか、ウダウダ言ってないで、少しは見習えって!
【参考エントリー】
海を渡りたがる選手達
永久欠番
新生Hawksが、小久保の背番号#9を監督預かりとし、欠番扱いすることはエントリー『野球ファンの幸せ、Hawksファンの幸せ』でも触れたが、西スポによると、#15も永久欠番とするそうだ。
西スポのWebは、記事が残らないので引用しておく。
小久保9 藤井15 永久欠番
ホークス史上初の“決断” 新球団でも「重み」は変わらない…
ユニホームは変わっても、歴史の重みは変わらない。新生ホークスの出陣式を前に、2つの背番号が欠番となることが明らかになった。新しいデザインのユニホームも完成し、あとはお披露目の時を待つばかり。その中に、「9」と「15」は入っていなかった。
ホークスの「9」といえば、03年11月に巨人に移籍した小久保が10年間背負った「代名詞」ともいえる番号。当時の球団幹部の“暴走”で異例の無償放出となったが、王監督もいずれは呼び戻すことを考えている。巨人との契約は来年まで残っているが、将来的なホークス復帰を想定しての欠番決定といえる。
角田代表は「9番は監督預かりの状態。基本的にはほかの選手につけさせない」と明言。新外国人野手のバティスタ、カブレラは現役メジャーリーガーの大物ながら、背番号は「9」を外して選ばせたという。小久保を呼び戻したいとする王監督の意向は孫オーナーにも伝わっており、球団として「9」を空けて復帰を待つ格好だ。
藤井さんが6年間背負った「15」も、藤井さんが亡くなって以降はだれも着けていない。ヤフードーム(福岡ドーム)の15番入場ゲートが「藤井ゲート」と名付けられるなど、ホークスを語るうえで欠かせない存在。正式決定ではないものの、「永久欠番」的な形で新球団に引き継がれることになった。
「孫オーナーはそうしたことについても義理立てていく考えをもっておられる」と関係者。常勝チームの基礎をつくり上げた小久保と故・藤井さんの存在感は、この先ももちろん変わらない。空白の背番号に、確かな足跡が刻まれている。(山本泰明)
前述のエントリーでも書いたが、こういう配慮はとても嬉しい。
常々思っていたことでもあるが、日本の球団は、背番号をとても粗末に扱っている気がする。
野球ファンの幸せ、Hawksファンの幸せ
野球ファンで良かったと思う瞬間がある。
純粋にその瞬間、瞬間に胸躍らされることもあれば、様々な流れのなかで紡がれる物語が動く瞬間、歴史的な瞬間などなど、実に様々だ。
結果や贔屓球団の勝敗すら問題ではない高揚感、興奮。その体験が、その回数が、増えていけば増えていくほど、野球に対する思い入れを増幅させていくのだろう。
例えば、野茂vs清原の真っ向勝負。最速伊良部と清原のガチンコ勝負。松坂vsノリ。
それらは野球ファンに、強烈な個vs個による強い興奮を瞬間的に与えてくれる。
一方で、2003年の日本シリーズのような手に汗握るシリーズ、昨季のプレーオフような行き詰まるゲームもまた、野球というゲームの持つ本質的な面白さを教えてくれる。
球界改革論議が始まっているが、是非ともそういった本質的な面白さをファンに提供するという視点を、経営者も、選手も、忘れないでいて貰いたい。
ところで、Hawksファンである私は、近頃、それとは全く異質な幸福感を抱いている。
Hawks、福岡のファン、王貞治。
この3者の間に築き挙げられた幸福な関係。
大切なもの、本当に大切なものを、各々が理解し敬愛しあう。
それを大切にしてくれた孫正義。
そんな幸せを感じさせてくれるニュースがまた1つ。
Hawks角田球団代表が、背番号9を、「9番は監督預かりの状態。基本的にはほかの選手につけさせない。永久欠番じゃないが、ファンの心情を考えても基本的には使わない。使う場合には王監督の判断をあおぐ。」と、事実上の“欠番”を宣言したという。
Hawksの背番号9といえば、言わずと知れた小久保裕紀。
福岡のファンや、ナインは今でも、彼のHawksへの復帰を願っている。彼がHawksを出て行く要因となった経営陣が刷新されたのだからなおさらだ。
その彼を、できることなら呼び戻したいと、王GM兼任監督自身が考えている。ファンもそれに小さな期待を抱いている。
とはいえ、相手もあることだ。そうは簡単に思い通りには運ぶまい。
だが、その気持ちが嬉しい。
選手の誰もが、そしてファンの誰もがチームの精神的な支柱として、また、現役を退いた後もきっとHawksの新しき良き伝統を伝えていく存在として復帰を願っている選手。それを、球団として、もう一度Hawksのユニフォームに袖を通して欲しい、そのために背番号をあけて待つ、その思いやり。
それは、小久保への思いやりでもあり、復帰を願う選手への思いやりでもあり、そして何よりも、それを願うファンへの思いやりでもあるのだ。
王貞治が常々、口にする「福岡のファンあってのHawks」。
こういう球団の態度を目にしても、それが決して表面的な言葉でないと感じ、胸に染みる。
大切にして貰っている。
そう実感できる福岡のファンは幸せだ。
2005年01月28日
王貞治という太い幹
Hawks王監督が、球団の『取締役副社長兼GM』に就任する。
関係者によると、王監督の人事については26日に開かれたパ・リーグ理事会で報告されており、球団サイドでは「永続的に球団の経営にかかわっていただきたい」という意向で、副社長就任を要請したという。
王監督は「今まで通りの気持ちでやっていきたい。とにかく野球をやって、選手の力をいかに引き出すかだ」とコメントした。
過去のエントリーでも述べたが、今回のHawksのソフトバンクによる買収劇、福岡のファンに大きな動揺が拡がらなかったのは「王貞治の存在」あってのものだ。
「球団」としては、ソフトバンクが親会社となった。
だが、Hawksという「チーム」は王貞治のチームだ。
今やファンはそう思っている。
王貞治が、パ・リーグ、福岡の地へやってきて11年。
屈辱にまみれながら、王貞治が育て、築きあげたチーム。
それが、そのことが、目に見えない大いなる力となって、現在のHawksという球団自体を支えている気がする。ファンの気持ち、選手達の気持ち、それが全て「王貞治という存在」を拠り所として、1つに集まっているかのように感じてしまう。
そう、本当に現在のHawksというチームは「王貞治あってのHawks」なのだ。
だから、その王貞治がGMを兼任する際の、孫正義の発言、「できれば永く監督を続けて欲しい。そして、もし監督を辞めたとしても、GMとしてチームを支えて欲しい。」これを素直に嬉しく感じた。
そして、今回、球団の取締役副社長兼GMへ就任。
前述の孫正義の気持ちを、より具体的に目に見える形にしたもの、といえるだろう。
ありがとう、孫正義。
この混迷する激動の日本球界にあって、「王貞治」という太い大きな幹が存在するのは大きい。
27日開催された12球団監督会議では、「ボールの統一」が議題に上った。
セからは今後の議題としようという意見もあったらしい。だが、12球団の現場トップが顔を合わせるのは02年11月以来。待ったをかけたのは座長を務めた王監督。
「来年からではダメだ。今年からやるんだ。これだけ集まったのだから、ここで話さないでどうするんだ。」と一喝!
この鶴の一声で会議のムードはガラリ。“飛ぶボール”に未練を残した数球団、それに「十分議論した上で」という態度だった連盟側も、“飛ばないボール”導入に一気に傾いた。
結果、使用球統一に向けて異論を唱える球団はなく、12球団が歩調を合わせる形となった。
日米野球でMLB公認球を前に力を出せない日本選手を目にした王監督にとって、使用球の統一は日本の野球レベル向上のために譲れない絶対条件だった。
また、王、仰木両監督がパ・リーグのストライクゾーン拡大を訴えたそうだ。
「セとパで投球の判定に差がある。広くできないものか。」王監督が口火を切ると、仰木監督も続く。
「セ・リーグ並みに広くすれば、うちの投手も20点も30点も取られることがないだろう。」と会場を笑わせたそうだ。
これに対し、パの前川審判部長は「思いきって(ストライクを)判定します」と“決意表明”したとのこと。
ストライクゾーンを拡げるということは、投手有利となり、打高投低の是正にもなり、試合のスピードアップにも一役買うだろう。ましてや、それがセ・リーグより狭い、というならば、それは合わせていくべきだろう。国際試合を考えると全体にもっと拡げてもいいぐらいだ。
この監督会議について、田尾新監督。
「王監督を中心にフリーで話せるような雰囲気があった。意見しやすい感覚でした。」
「こういう機会があるというのは、野球界にとってプラスだね。」
スピーディーに野球に関する事を決めるのは、現場の意見を集約できるこういった機関のほうが良い場合もある。
だが、その会議を有意義なものとできるか否かは、参加する一人一人の意識にかかっている。初めの、この場で決定しようとしない空気をシャットアウトし、意義のあるものにしたのは王監督だ。
そして、王監督の提案で今年7月にも12球団監督会議の再招集が決まった。
機構を中心とする球界全体の改革が遅々として進みそうもないなか、12球団監督会議が意義あるものとして継続して開催されそうなのは大きい。監督会議で決定できる事柄はどんどん進めていって欲しいものだ。
王貞治監督。
少しでも永く、太い幹として、そして球界の良心として、Hawks、パ・リーグ、そして日本プロ野球を支えていっていただきたい。そのためにも、くれぐれもご自愛を。
【参考エントリー】
王貞治 Hawksにある限り
2005年01月27日
大富豪式完全ウェーバー制
当BLOGの常連さん、DAIさんがご自身のBLOG『夜の戯れ言』で、なかなか面白いドラフト制度改革案を披露している。
名付けて、『完全ウェーバー大富豪方式ドラフト』!
戦力均衡を図るため、完全ウェーバー制導入、FA権取得期間の短縮、レンタル移籍制度導入などをセットで行うべき、というのが今の大多数の見解だと思う。
完全ウェーバー制、確かに戦力均衡を考えたときに最もシンプルでわかりやすい制度ではあるのだが、既に指摘されているように、その弊害もある。
ここには競争原理がない。強くする、勝つ意欲を持たぬ者が得をする。
例えば、松坂クラスの逸材がいる年に、仮に終盤、3~6位が団子状態だったとしても、甘んじて最下位になれば、労せずして指名権を得られる。
近鉄を吸収する以外、何の努力もしないオリックスあたりが諸手を挙げて歓迎しそうな制度だ。(現に、完全ウェーバーを最も声高く主張してます。)
孫Hawksは、そういう点を指摘し、反対しているわけだ。
このDAIさんの『完全ウェーバー大富豪方式ドラフト』は、原則、完全ウェーバー制ではあるものの、下位球団にはペナルティが課せられ、上位球団には特典が与えられる。それによって、ドラフトへペナントの競争原理を持ち込もうというものだ。
海を渡りたがる選手達
今オフもまた、多くの選手がMLBへの移籍を目指している。
デニーが、RedSoxと1年契約で合意と伝えられている。
生き別れた父親が見つかるといいね。そのためにも活躍せないかんけどね。
既に、Athleticsに決定した藪投手といい、選手としては高齢な投手から決まってるのは面白い。
昨年36歳で海を渡った高津投手や大塚投手の活躍が好影響を与えているのは想像に難くない。
それに対し、野手、特に昨季松井稼頭央が活躍できなかった内野手は旗色が悪い。
唯一合意したのが、WhiteSox井口。
昨年の松井稼頭央の契約内容とは比較にならない。が、井口の場合、まだHawksでの昨季の年俸とほぼ同額。
他の選手は決まったとしても大幅減俸は避けられない雰囲気だ。
Giants仁志は、早々に移籍市場からリタイア。Giantsとの再契約を選択した。
中村ノリは、ポスティング公示をしたうえで移籍を目指しLosAngels入りしている。
だが、唯一、入札を期待できるDogdersですら、年俸は今までの1/10の5000万円、しかもマイナー契約、メジャーとしても控え、と言われている。
そんななか、交渉が不調に終わった場合、国内残留でトレードを目指すとの方向性も聞こえてきた。
オリックスがどういうつもりが知らないが、元々、合併球団を拒絶する気持ちからのメジャー挑戦。国内残留ならばトレードを希望することは、言わずと知れた事実だ。
ノリの場合、どうしても所属球団の消滅、帰るとこを失った悲壮感があるだけに複雑だが、こだわりを捨てることはできないにしても、1年でもいい、「合併球団」ではなく「仰木彬のもと」でやり直すのは悪くないと思うのだが。
Swallowsに期限を切られ、追いつめられていた稲葉には、良いタイミングでFightersがオファー。
MLB移籍が駄目だったとしても、期限を切らずFightersが獲得の意志を示したことで、稲葉はじっくり構える事ができる。
それにしても、Fightersのオフの動き、派手ではないが実に侮れない。昨オフの新庄獲得交渉の速さといい、今回の絶妙のタイミングでの稲葉へのオファーといい。
さて...。
ここから先、語るのも嫌になるが...
井川?上原?
そんなに自己中心的な奴やったんか?!
上原。
ペタジーニの敬遠に涙した姿、そのピュアな魂に打たれたよ。
井川。
その鍛え上げた太腿の太さに、コイツは将来凄いピッチャーになるかも知れんと思ったよ。
だけど、全部帳消し。ガッカリ。
ポスティングは選手の正当な権利?
冗談じゃない。権利なんかやない。タダの人身売買制度。
それを選手の権利とか主張して、ファンをガッカリさせながら、チームに禍根を作りながら、一生懸命に主張するヒマがあったら、少しでも球界全体のために役立つように、選手会を抱き込んで、来季からのレンタル移籍制度の導入を働きかけるとか、FA短縮を働きかけるとか、他にできることがあるやろう。
それでも、行きたい、行きたい、の1点ばり。
ガッカシやねぇ。
もう、気分的には、何処へでも勝手に行ってくださいな。
でもね、ポスティングで行かれると、ごねたらポスティング移籍できるという悪しき前例となる、それが蔓延すると球界もファンも困る。
少しは自分の置かれている環境、育ててくれた環境、そこにどうしたら恩返しできるとか、どうしたら悪影響を与えるとか、逆にどうやれば周りに良い影響を与えつつ自分の希望もかなえられるかとか、もっと考えようや。
ガキやあるまいし!
2005年01月26日
FA大村の補償は金銭 【追記あり】
HawksがFAで獲得した大村選手の、人的補償を求めていたオリックス。それに伴い、Hawksからは28人のプロテクト選手リストを提出していたが、結局オリックスは金銭補償を求める意向を明らかにした。
オリックスの中村GMは26日、FA宣言してソフトバンク入りした大村外野手の補償を、金銭で求める意向を明らかにした。
同GMは人的補償を求めない理由を「いろいろな角度から検討した結果、オリックスの選手を使った方がメリットがある」と説明。仰木監督は「23日から宮古島で若手自主トレを視察して(人的補償が)必要ないという結論に至った」と話し、若手の成長に期待を寄せた。
欲しい選手がいなかった?
当初、オリックスは投手が欲しいとのことだった。
王監督によると、プロテクト選手はシーズン中の1軍選手にほぼ沿ったものだ、とのことだったが、28人をカウントしていくと、将来性の高い若手もプロテクトした場合、どうしても、当落線上から外れざるを得ない選手として、田之上や永井、吉田、吉武といったあたりの投手が予想される。
※ このあたりの選手の顔ぶれは『野球を語るBLOG』のエントリー「FA獲得・大村の人的保障について」をご覧ください。
オリックスとしては、戦力にならんと判断したのか?
多くの鷹ファンは、田之上か永井あたりのトレードを覚悟していただけにちょっと拍子抜け。
だが、田之上や永井にとっては、このままHawksにいてもチャンスが巡ってこない可能性もある。彼らの選手としての可能性を考えると、それも彼らのためにはありだと思っていたが...。
現状のオリックスの選手層を考えると、優勝経験を持つ選手も殆どいない。
先発ローテーションをどう組むかどうかを抜きにしても、優勝チームのローテーションを守った投手の加入はプラスになると思うのだが。
確かに、仰木彬は、選手の個性を活かし潜在能力を引き出すのに長けた人物だ。マック鈴木あたりが一気にブレイクする可能性もあると思う。
あるいは...
オリックスは、この金銭補償を、ICHIROのポスティング補償金同様に赤字補填にでも充てるつもりなのだろうか?
...どうも、当事者がオリックスだけに疑念を抱いてしまう。
【追記】
こちらの記事によると、その補償金が近鉄、オリックスのどちらのものとなるのか、両球団が正式調印した営業権譲渡契約に記載がないため、話し合いを主張するオリックスと、自社のものと主張する近鉄で、認識が異なっていることが発覚。
...何やっとるんやろ。あさましいねぇ。
井口 代理人と決裂していた!
交渉難航から、WhiteSoxとの同意が伝えられた井口。
明日27日に渡米、身体検査を経て正式契約となる見込みだが、WhiteSox入りが決定する過程のなかで強硬に高額条件を提示し続けた代理人と決裂していたようだ。
ダイエー(現ソフトバンク)を自由契約となり、ホワイトソックス入りが決まった井口資仁内野手(30)がリチャード・モス氏(71)との代理人契約を破棄していたことが25日、分かった。井口本人が早期の移籍決定を望んだのに対し、強引な手法で知られる同氏は松井稼(メッツ)とほぼ同額の年平均600万ドル(約6億1800万円)を球団に要求し続けた。関係者によると、交渉難航の原因が代理人にあると判断した井口側は代理人を解任。一時は決裂が伝えられたホ軍ウィリアムズGMと直接交渉し、年俸230万ドル(約2億3700万円)の2年契約で合意したという。
当Blogのエントリーでも何度か、『現在のMLBにおける日本人内野手の評価が低い状況のなか、強硬に好条件を主張しすぎるのはいかがなものか、代理人のメンツもあるのだろうが』、といった趣旨のことを述べてきた。WhiteSox側が「我々に対する代理人の敬意が欠けている」と不快感を示すなど、報道から伝わる範囲でも、代理人がよくないな、というのは感じられ懸念をしていた。
今思えば、井口の国内マネジメントを担当する二宮功氏の「本人のためにも、20日をリミットとしたい」という今月中旬の発言は、代理人を牽制すると同時に、交渉を前に進めるために、代理人を解任するという選択肢も視野に入れてのものであったのだろう。
先ずは、無事交渉が纏まり、井口もホッとしたろう。
だが、ここから先に問題もある。
米国は契約社会。MLBとの契約にも、選手ごとに異なる細かな付帯事項が多く、そこをどれだけ上手くコントロールできるか。代理人なしに行うのはかなり不利になろう。何らかの代役をたてることも考えているかもしれないが。
今は、日本国内でも徐々に代理人をたてて契約更改交渉に臨む選手も増えてきたが、今後、選手の国内外移籍を視野に入れた場合、国内外も含めたサポート態勢を持つマネージメントオフィスなんかがますます重要になってくるんやろうな。実際そうしたスポーツマネジメントオフィスは増えとるし。
あまり、米国的にビジネスライクになりすぎないようにして欲しいとは思うが。
王監督。
「決まったの?良かった。(井口は)どちらかと言えば向こうの方が合うんじゃないか。メジャーの選手でも、あれだけ右中間に打てる打者はそんなにいない。体の割に大きいの打つから、みんなビックリするだろうね。」
「自信があるなら最初は少ない金額で後から(実力で)上げればいい。」
城島問題のときもそう。監督としてはいてくれなくては困る。でも一人一人の選手を見る目は温かい。
井口。
「今後の人のためにも、日本人内野手の評価を上げたい。打率3割、50盗塁を目指したい。」
その意気や良し!
メジャーへ羽ばたく初の若鷹よ、WAKATAKAの力を世界に魅しちゃれ!
【関連エントリー】
井口、WhiteSoxと契約へ
井口のMLB移籍、どうなる?!
2005年01月25日
ドラフト制度見直し
25日、日本プロ野球組織(NPB)と日本プロ野球選手会が球界の諸問題を話し合う、プロ野球構造改革協議会の第1回会合が都内のホテルで開催された。
そのなかで、当面はドラフト改革を軸にFA資格取得の期間短縮や、国内外への移籍制度を再考し、年俸の抑制や球団の経営情報の開示など、球団経営の改善策を労使間で練ることなどを確認。
また、セ・リーグでのプレーオフ制度の導入、紛争解決や不正防止のための機関設立、放送権の一括管理の必要性なども話し合われたという。
ドラフト制度については、今秋での新制度導入を目指し、完全ウエーバー制など現行ドラフト制度見直しを視野に入れて議論していくことで合意したそうだ。
さあ、ここからが問題だ。
現行ドラフト制度自体もそう、またどういった形の新ドラフト制度を採用したとしても、各球団の利害は絶対に一致しない。現行の自由獲得枠ありのドラフト制度、Giants、Hawks、Tigers、Dragons、Lionsあたりは、実際少なからずメリットを享受している。
事実、第1回会合でも、完全ウエーバー制に対し、GiantsとHawks、Lionsなどが反対、Swallowsやオリックス(未だBuffaloesとは書き辛い)などが賛成との見解を述べるなど、12球団の意思統一の難しさが浮き彫りになったそうだ。
巨人清武代表が「競争がなくなる。獲得するために頑張るわけだから」とウエーバーに反対、裏金問題については不正防止のための監視機関などの設置を提案。
オリックス小泉社長は「パ球団は経営状態もよくない。競争も大事だが、共存共栄も考えてほしい。」と反論。
広島、西武は「完全ウエーバーには反対。その導入とFA期間短縮がメジャー流出を加速させ、外国人枠撤廃や選手枠拡大がないままでは、選手にも影響が出る。」
といった、バラバラの状態で、根本的な問題、「戦力は均衡させるべきか」、「共存共栄すべきか競争すべきか」という理念の議論にまでなったそうだ。
約2時間半の議論を終えた経営者側。
ロッテ瀬戸山代表 「はっきり言って前途多難。」
阪神野崎取締役 「問題は経営者側にあると言わざるを得ない。」 「実のある話をしないと。ファンもこの会議を見ていますから、責任を感じます。」
楽天井上取締役 「ウエーバーでは読売(巨人)とオリックスの対立になっていた。選手側と経営側の争いというより、この2球団でしたね。」
選手会。
ヤクルト宮本 「期待していたがガッカリ。向こうの意見がまとまっていないから話にならない。言いたいことを言っているだけに終わった。」
古田会長 「実行委員会もこんなん(紛糾の展開)なのかな、と思って見ていた。各球団の利害と一致していない。経営者の方の意見がまとまるのかな、という気はする。少なくとも理念を統一して話し合っていかなければ…。」 「選手会は方向性がほぼ固まっているが、NPBは球団間でかなりの温度差がある。」 「スカウト活動もあるし、決定が11月ギリギリではいけない。最後は数の多い方に決めるかなど、そういうところも詰めていかなければならない。」
当Blogでは既に何度も述べていることだが、現在のプロ野球機構、コミッショナーの在り方のなかで、改革を進めるには、何かにつけ12球団の意思統一が必要になる。そのために、各球団の目先の利害とは異なる大局的視点で、何がプロ野球の将来的発展のために重要か、理想を描きそれに近づけて行くべく第3者的に判断をする機関が必要だ。選手会には是非ともそこも議題として挙げて貰いたい。
もっとも、今までは、本来利害が異なるはずの12球団のなかで実際のところほとんど議論すらしたことがない。全て、読売の仰せのままに、右へ倣えだった。意義を唱える球団があっても、ナベツネのおなじみの恫喝「NPBを抜け新リーグ」に屈するのがお決まりだった。
その意味では、先ずは、やっとまともに議論が行われるようになったわけだ。利害の異なる12球団の意見をどう集約させていくのか、12球団の経営サイドのお手並み拝見である。
ヤフードーム...
今日開催された、プロ野球実行委員会で承認され、福岡ドームの名称が、「福岡 Yahoo! JAPANドーム」、略称「ヤフードーム」になるそうだ。
それと同時に、西武ドームが「インボイス西武ドーム」、楽天の県営宮城球場が「フルキャストスタジアム宮城」となることも承認された。
ちなみに昨年まで「ヤフーBBスタジアム」だった元「グリーンスタジアム神戸」はヤフーBBとの契約切れに伴い「神戸球場」だそうな。(これも何故元に戻さんのかようわからん)
なんか紛らわしいなぁ。
MLBが既にそうであるように、今後こうしたネーミング・ライツが盛んに行われると、馴染みのある名称がある日突然変わったりというのは避けられない。慣れるしかないか...。
ちなみに、この日話し合われた「観客動員数の発表数」、年間シートの販売数に当日券分を加えた数字を発表する方法を採用し、公式戦から導入するとのこと。
今まで適当だった観客動員数、12球団で統一された基準による数値の発表になることは好ましいことだ。
でも、この件の新聞の見出し『入場者を実数近く公表へ』。
「実数近く」って何のこっちゃと思ったのは私だけか?
ノリ、遂にポスティング申請
本日、中村紀洋選手のポスティング手続きが行われたとのこと。
前近鉄球団代表の足高圭亮氏によると「きょうの昼に中村本人からポスティングの申請をお願いしますと連絡があり、ただちに手続きを取った」ということらしい。
現状、各新聞社も含め記事には、これ以上の情報がないため、MLB球団との何らかの進展なり目処を踏まえたものか、ノリ自身が以前から言われていたマイナー契約をも受け容れる覚悟が固まったものなのか、分からない。
もし、後者とするならば、やはり、例えマイナー契約であっても、合併球団、新オリックスには入団しない決意の表れか。

ノリの気持ちを考えると、迂闊なことは言えないが、個人的には、メジャー挑戦するにしても1、2年、仰木彬のもとで自身の身体、精神のコンディションも含め態勢を立て直すのが一番良いような気がしているだけに、何とも表現しがたいものがある...。
他のメジャー挑戦選手にはない、帰るところを失った悲壮感が漂うだけに...。
今は、どこであれ、再びノリが野球を愉しめて野球に向かう気持ちが充実する環境が見つかることを、ただただ願うばかりだ。
2005年01月24日
井口、WhiteSoxと契約へ
Hawksを自由契約となりMLB移籍を目指していた井口の移籍先が、ようやく固まったようだ。
提示条件は年俸230万ドル(約2億3700万円)プラス出来高払いの2年契約。
今月中に本拠地シカゴ入りし、健康診断後、正式契約の見込みという。
結局、当初目指していた「松井稼頭央」並みの3億21億ドルでの契約希望を断念、昨季のHawksでの年俸2億4000万円とほぼ同等の契約に落ち着いた。MLBでの実績がない選手で、日本での条件と変わらないのだからまずまずの好条件だろう。あとは活躍すればついてくる。
井口の移籍交渉難航のニュースを耳にするたびに、Hawksへ戻ってくることを期待したファンも多いだろう。
だが、決まったからにはしっかり頑張って欲しいし、小久保や村松同様、Hawks出身の選手として活躍を期待しつつ見守りたい。そして、昨年不本意な成績に終わった稼頭央ともども、日本の野手の実力をMLBに知らしめて貰いたい。
王と秋山の本気
王貞治GM兼任監督、秋山幸二2軍監督。
現役時代、高い頂きを胸に、自らを厳しく律し続けた両監督。
彼らは本気だ。
ここ数年のHawks、12球団でも屈指のレギュラー陣に比べ、控え層の薄さが目につく。03年の日本シリーズや04年プレーオフといった短期決戦では、特にそれが顕著に表れた。
とにかく川崎以外の若手選手が出てきていない。
チャンスが無いかといえば、チャンスはあった。小久保、村松が抜け、内野と外野にポッカリと穴があいた。シーズン序盤は若手を登用していたが、結局シーズンを通してみるとベテランがそこにいた。
このままでは、数年後が恐ろしい。
若手選手を台頭させ選手層を厚くすることは、現在のHawksの大きな課題だ。
2005年01月22日
パ・リーグの灯
当Blogのエントリー『王貞治 Hawksにある限り』でも紹介したNumber 619[1/27]号に、「プロ野球改革試案」として1リーグ制が提案されている。
折しも、1リーグ制を主張する小林至氏のHawksアドバイザー就任のタイミングでもあり、ここに紹介したい。
1リーグ・4チーム×3地区制。
プレーオフ実施。
王貞治 Hawksにある限り
Number 619[1/27]号に、『ファンに愛されてこそ[GM兼任監督の告白]』と題し、永谷脩氏による王貞治GM兼任監督のインタビューが4ページに渡り掲載されている。
昨今、孫正義新オーナーの暴走を心配するHawksファンも多いだろうが、このインタビューを読むと、王貞治がHawksにある限り大丈夫! と思える内容だ。
本来、こうした引用は良くないのだが、Hawksファンには是非読んで貰いたいので一部を紹介したい。
2005年01月21日
ボールの統一
王監督のかねてからの懸案...使用球の統一を、自身が議長を務めることになった12球団監督会議で訴えていくそうだ。
また、それに先んじてHawksの公式戦使用球を反発係数の低いものに変更するとのこと。
ソフトバンクの王監督、統一球導入を提案へ=27日の監督会議で
ソフトバンクの王監督が、27日に都内で開かれる12球団監督会議の席で試合使用球の統一化を提案することが20日、分かった。
会議の議長を務める王監督はワールドカップ(W杯)構想などの国際化の流れもあり、まず国内の使用球も統一すべきだとの考えを持っている。早ければ2006年シーズンからの統一化を目指し、現場レベルの意見を集約したいとしている。
また、ソフトバンクは同日の監督、コーチ会議で、今季から試合の使用球を「飛ばないボール」に変更することを確認した。キャンプでは必要な数が間に合わないため、投球練習などに限っての使用となる。
日米野球で指揮を執ったときにもソフトバンクHawks王監督は、「慣れの問題」として使用球の国際規格化、統一を訴えていた。
導入当初は、本塁打数は減るかもしれない。
だが、長い目で見れば、バッティング技術の向上をもたらすはずだ。
あの広く外野フェンスの高い福岡ドーム。
そこを本拠としても、圧倒的に打ち勝つ野球を目指すことで、その広さをモノともせず、ここまでの打力を誇るチームが誕生した。
その過程のなかで、最近流行のように言われているメジャー流の「より手元まで引き付けて身体の近くで捉えるバッティング」を小久保も、松中も、城島も当たり前のように習得している。
中長期的に見れば、日本の野球により高いバッティング技術をもたらすに違いない。
2005年01月20日
小林至、Hawksアドバイザー就任【追記あり】
かつて、東大出身の投手として、ロッテに入団し注目された小林至氏がHawksのアドバイザーに就任するそうだ。
彼の著書『プロ野球ビジネスの仕組み』を読んだことがある。
Hawksの当時の球団社長高塚氏を取材し、MLBとNPBの収益構造などを、比較的平易に比較解説した内容だったが、高塚氏の経営姿勢に魅了されていた印象はある。
その一方で『僕はアメリカに幻滅した』という著書では、米国の極端な貧富差、人種差別、身内主義といったダークサイドを冷静にあぶり出していた。
球団スタッフとしての実績はないが、少なくとも、1軍で活躍していないとはいえ肌で日本球界のシステムを体験、その後米国で学びながらスポーツ専門局でも勤務していたはず。
米国社会、米国スポーツのシステムの抱える問題点をも見ている点では期待したい。
彼の責任は重大だ。
何せ、行動力も、それを実行するだけの経済力も兼ね備えた孫正義、一気に日本プロ野球のシステムを変革するだけのパワーと、一歩間違えば日本プロ野球の崩壊に繋がりかねないだけの危険性も併せ持つ。
今までご老体達が仕切ってきた旧態依然とした球界。
孫正義とともに、彼の若い感性と見識に期待したい。
【追記】[January 20, 2005 15:10 PM]
このエントリーに関連して、下のトラックバックとコメントにあるように、私のお気に入りBlog『夜の戯れ言』のDAIさん(その独特な視線と語り口が私のお気に入り)からご指摘いただいた。
昨日の読売のスポーツ面に、小林至氏の著作が大きく取り上げられていたそうだ。
メジャー追随を疑問視…元ロッテ投手の小林氏が本出版
詳しくは、トラックバックにあるDAIさんのエントリーをご覧ください。
こんな裏があったとは......!!!
読売とソフトバンク...
Hawksファンとして、というより、野球を愛する一人としては気のおけない日々が続きます。
2005年01月19日
Joe、メジャーキャンプ見送り【追記あり】
Hawksファンとしては喜ぶべきなのかもしれない。
だが...今までの経緯、それによって生じるかもしれない城島の気持ちを考えると複雑だ。
ソフトバンクの城島健司捕手が希望していた今春の米大リーグキャンプ参加の見送りが19日、決まった。王貞治監督と角田雅司球団代表が話し合い、新球団として優勝を狙う初年度のキャンプ中に2―3週間の長期間、正捕手を欠くのは得策でないとの結論に達した。
球団の容認を前提に大リーグキャンプ参加へ前向きだった城島もこの日、王監督らの考え方をあらためて聞き「球団の判断に従います」と了承した。
「要の城島にはいてもらいたい」と話していた王監督は、見送りが決まり「わたしとしてはひと安心」と歓迎した。この日、福岡県内での監督・コーチとの懇親ゴルフに参加した孫正義オーナーも「選手個々に人生観があるのは確かだが、優勝を狙うのが第一」と消極的な見解を示していた。
鷹を応援する1人としては、城島にメジャーに行って欲しいかといえば、できれば行っては欲しくない。
その立場で考えると、MLB移籍の布石となる可能性の高いMLBのスプリングキャンプ参加が見送られたことは、一見、歓迎すべきなのかもしれない。
ただ、今回のこの1件に関して言うと、散々煽るだけ煽っておいて結局これか、という気がする。
城島の気持ちを考えると複雑だ。
昨日までの角田球団代表、王監督の発言を伝え聞く限り、もう城島のMLBスプリングキャンプ参加は既定路線のように報じられていた。昨日の、この孫オーナーの発言を除いては。
それまでは、2週間程度であれば影響を最小限に抑えることができる、と王監督も参加を認める方向だった。少なくとも、報道で伝え聞く限りは。
どういった首脳陣のやりとりがあったのか定かではないが、状況だけを見て判断するならば、やはり孫オーナーの意向が大きく影響した印象だ。
Joeのことだ。
球団が、王監督が、駄目だといえば、それでゴネたりはしないし、メディアに向けて不満を口にすることはないに違いない。これで決して腐るような選手でもない。
おそらく、前向きに気持ちを切り替えて新たなシーズンに臨むはずだ。
ただ、今回のこの1件、進め方がマズいと思う。
期待を持たせるだけ持たせておいて、メディアも含め盛り上げるだけ盛り上げておいて、結局これか...。そんな落胆、失望感、しいては球団への不信感が、選手達のなかにも芽生えはしないか。
意志決定に関わる人間の間で、意志調整が図れていない段階で、情報をマスコミに出すべきじゃない。
松中も、城島のMLBスプリングキャンプ参加を「城島のレベルアップは、チームのためになる。」といって大賛成していた。
角田球団代表や王監督、オーナー、そして城島が、この件に関しどれだけコミュニケーションをとって今日の結論に至ったのか、部外者には分からない。
だが、選手達のなかに、僅かでも、球団の意志決定に対する不信感が芽生えたとすれば...逆に来オフ以降のFA権行使やMLB移籍に向け背中を押すようなことになりはしまいか...心配だ。
Hawksは今までそういうゴタゴタが多かっただけに。
これが今後の禍根の小さな萌芽にならなければ...と思う。
杞憂であることを願いたい。
頼むばい、王GM。
【追記】[January 20, 2005 14:42 PM]
今日の新聞で孫オーナーのコメントが出ていた。
孫オーナーの説明が明解なことは救いだ。少し安心した。
やはり優れた経営者である。
『一人ひとり、人生観や希望はあるが、一方で、ファンのために優勝しなければいけない。チーム一丸となって新しくメジャーからも選手が来るし、連係プレーとか最後の調整をして欲しい。本音です。』
それに対し城島。
『「分かりました。球団の判断に従います。今年、優勝を目指します」。城島は受話器の向こう側できっぱりと答えたという。』
井口のMLB移籍、どうなる?!
井口のMLB移籍が難航している。
WhiteSoxとの交渉経過が漏れ伝わっているが、金銭的条件で平行線をたどったままのようだ。
WhiteSoxの提示条件は、2年400万ドル(約4億800万円)。WhiteSoxは、この提示額を譲歩するつもりはない、とのこと。
井口の今季年俸は、2億4000万円。
他人が口をはさむことではないが妥協できない額ではないように思う。
代理人のメンツなど、井口本人の問題だけでもないのだろうが、ただでさえ、今季の稼頭央の不振で日本人内野手への評価は厳しいと聞く。そこに強引に稼頭央並みの評価を迫るというのもいかがなものだろう。
また、2塁手であるからには、当然他の2塁手の動向が影響してくる。
12月に、クリスマスまでにMLB球団からオファーがなければ、という条件でHawks内定が伝えられたロベルト・アロマーは、Cardinalsが獲得交渉中と伝えられていたが、結局、DevilRaysとの1年契約60万ドル(約6300万円)で合意した。
Hawksの提示額3億円のおよそ5分の1だが、メジャーでの3000本安打(あと276本)達成と500盗塁(あと26)達成への意欲が、メジャーでの現役続行を選ばせたのは想像に難くない。父サンディ・アロマーの同僚でもあり幼少時より知るルー・ピネラ監督の存在も大きいのだろう。
それに伴い、今度はCardinalsが井口獲得に本格的に乗り出す可能性も指摘されているが、いずれにせよ井口サイドの希望する「松井稼頭央並み」の条件では有り得ないだろう。
国内マネジメントを担当する二宮功氏は20日をリミットと設定した。
あと1日。
井口の選択は?
【関連エントリー】
井口合意間近?...新外国人補強は?
井口は何処へ
井口の移籍先
育成と補強、人材交流
ハワイでのウィンターリーグってなくなっとったんやね。最近、聞かんと思ったら。
そういえば、おぼろげながら「代わりの若手育成の場の確保が必要」とかなんとか記事を随分前に目にしたような気も...。
このハワイのウィンターリーグ、だいたい1軍半、もしくは2軍の将来性ある選手が参加、参加選手が翌シーズンぐらいからメキメキ頭角を現す印象があった。
Hawksでは小久保、松中、井口。イチローも参加した翌年にブレークしたんやなかったかな。
Hawksは、そのハワイのウィンターリーグに代えて、来オフから中南米でのウィンターリーグに選手を参加させる方針。
この記事のなかで、注目すべきは、角田雅司球団代表のこの一言。
2005年01月18日
Joeに託す夢
MLBスプリングキャンプへの参加を希望している城島の周辺が騒がしい。
MLB数球団が興味を示すなか、先行していると伝えられていたMetsだが、ここにきて昨年86年ぶりにWorldSeriesを制したRedSoxが熱烈なアプローチだ。
「和田メジャー」マスコミ報道を斬る!
Hawks和田投手も、将来のメジャー挑戦の夢を口にした。
和田投手の場合、入団前からメジャーへの思いは口にしていたので、別段驚きはない。
ただ、スポーツマスコミの伝え方が気になった。
この3つの報道を見て欲しい。
サンスポ 『鷹・和田がメジャー挑戦を口に「旬のうちに行きたい」』
日刊スポーツ 『和田がメジャーへの夢を』
スポニチ 『和田、メジャーより「原点回帰」』
同じネタを取り上げて、読者に与える印象がここまで違う記事になるか!
北京五輪、メジャー限定参加?
2008年、北京オリンピックへの現役メジャーリーガー出場をMLB機構が検討しているという。
08年北京五輪の野球に現役大リーガーが準決勝、決勝に限定して出場する計画があることが17日、分かった。
スイスのローザンヌで開催された国際野球連盟(IBAF)の常任理事会で、大リーグ機構から提案されたと、同日帰国した日本野球連盟の山本英一郎会長が明らかにした。
これまで大リーグ機構は、選手派遣のためにシーズンを中断することが困難なことなどを理由に、マイナー選手の参加にとどめていた。期間を限定することで一流選手参加の可能性を模索するとみられる。
山本会長は「野球が五輪から外されそうだという危機感が動かした」と好意的だが、実現には大リーグ機構内や選手会との調整、ベンチ入り登録選手数を増やすなどの国際オリンピック委員会(IOC)の承認などが必要となる。
準決勝、決勝の2試合に限定して、とのことで、予選に関しては言及されていないが、実際問題として、アテネには出場すらできなかった。五輪での試合にしても、メジャーリーガー抜きで、必ずしも準決勝まで駒を進めることができるとは限らない。
日本のメダルの可能性を考えれば、この中途半端な案のほうが有り難い。が、本当に世界的な野球の振興を考えると、国際レベルで何とか日程を調整して欲しいものだ。
2005年01月17日
新ユニフォーム、1/30お披露目
Hawksファンお待ちかねの新ユニフォーム、福岡ドームからのメールによると、今月末1/30の新生ホークスお披露目&ファン交流イベントで発表になる模様だ。
福岡ソフトバンクホークス誕生!!『新生ホークスのお披露目&ファンとの交流会』のお知らせ
The First Reception 2005
~ベースボール・レボリューションを福岡から・・・~
1月28日、福岡ソフトバンクホークスが正式に発足いたします。つきましては、下記の通り「新生ホークスのお披露目&ファンとの交流会」を実施いたしますので、お知らせいたします。
■ 日 時:1月30日(日)14:00~ (開場 12:00)
■ 場 所:福岡ドーム
■ 参加者:孫正義オーナー・王貞治監督・コーチ全員・選手全員
■ 内 容:(1)新ユニフォーム、新キャラクター、新応援歌 発表
(2)ファンとの交流
■ 入場料:500円(4歳未満は無料)
※全席自由
※当日しか入手できないノベルティグッズをご来場者全員にプレゼントいたします。
■ チケット販売方法:1月18日(火)10:00より
※購入の際はLコードが必要です。
Lコード : 80130
1)ローソンおよびローソンチケット取り扱いのあるダイエープレイガイドにて販売
一部プレイガイドは発売初日の店頭販売はございませんのでご注意下さい。
2)電話予約:0570-063-008(Lコード必要)
0570-063-081(Lコード不要:1月18日10時から18時のみ)
チケット販売に関するお問い合わせ先
(株)ホークスタウン チケット企画 ☎092-847-1536
新ユニフォームを、選手全員が着用した状態で出てくるらしい。
新応援歌、新キャラクターについても、この日発表の予定で、ファンの懸案に関しちゃ、この日全て発表になる感じかな。
ファンも参加できるイベントでの発表、福岡のファンには愉しみやね。
おNEWのSlugger
12月の話になるが、新しいグラブを購入した。
Sluggerの限定メジャーモデル。セカンドコンバートに備えた松井稼頭央の来季モデルと噂されるグラブだ。もちろん、Slugger伝統の湯揉み型付け済み。
もともと、松井稼頭央モデルを少しサイズダウンしたL7Sをベースに、ウェブの形状を変更しているらしいが、私が使っているL7Sに比べると明らかに小さい。
もともと、球足の速い人工芝に合わせプロの使用モデルは大型化しているので、軟式の内野向きにはいいだろう。
2005年01月16日
鷹の52番が語るプレーオフ
CS、ESPNの『ホークス'05 新たなる挑戦』。
今日は川崎宗則。インタビュアーは岸川。
女性人気が高くファンから「宗リン」と呼ばれる甘いマスクの川崎。
福岡ではおそらくもっと様々な番組で観る機会も多いのだろうが、東京でじっくり喋るシーンを目にする機会は少ない。意外なほどに、落ち着いた、そして凛とした意志の強さを感じさせる語り口が印象的だった。
昨シーズン、好不調の波が比較的少なかった、その秘訣を聞かれて。
「松中さんを見ていたら、調子が悪いとき、打てないときにはとにかく走っていた。技術的なものうんぬんの問題以前に身体のキレを取り戻す。それを見ていたから、ちょっとヒットが出ない試合が続いたら、とにかくダッシュをしたりして試合に出る前の準備をした。」
井口の抜けた内野について。
「去年は井口さんにいろいろ教えて貰いながらシーズンを通してショートを守ることができた。もっと聞きたいことがいっぱいあった。でも、こうなった(井口が抜け、セカンドにカブレラ、サードにバティスタが予想される)からには、ファーストに松中さんはいるけど、ショートを守る自分が内野を引っ張りたい。」
そして、プレーオフ。
日本シリーズで負けてもリーグ優勝は消えないが、プレーオフに負ければシーズン1位は意味をなさない。その負けることのできないプレッシャーを強く感じたという。
「『負けることのできない戦い』というものを初めて経験した。日本シリーズよりもプレッシャーを感じ緊張した。プレーオフのとき全体に調子は落ちていた。1年間戦う体力作りができていなかったということ。プレーオフ、日本シリーズと戦ってもへばることのない体力を作ってシーズンに臨みたい。」
目の前での胴上げ。
「悔しかった。でも、見ていてあまりに悔しくて目を背けてしまった。そしたら城島さんに怒られた。『目をそらすな、よく目に焼き付けておけ。この悔しさを忘れるな。若手に伝えるのはお前なんやけん。』って言われた。」
来季の抱負。
「数字というより、とにかく、シーズン通して怪我をせずフル出場できる身体を作りたい。それができれば結果はある程度ついてくると思う。そして、出塁したら全て盗塁を狙っていきたい。」
強いチームならではのチーム内の好循環が感じられたインタビューだった。
チームの先輩を手本に、若手が育つ。その若手がさらに若手を引っ張り育てる。
この数年、主力がどんどん抜けたHawksにあって、この雰囲気がチーム内にあるのは嬉しい。
常々、3年結果を出して1人前、と口にする川崎。
将来の若鷹達を引っ張る存在として期待したい。
【参考エントリー】
鷹のやんちゃ坊主は漢やねぇ(同番組、城島)
鷹と獅子と
球春が近い。
パが熱い。
若鷹の主砲にして3冠王、松中信彦は「世界の王超え」を宣言。
「今年の目標は優勝しかない。あえて個人的な数字を挙げるとすれば、50本塁打。50発打って、初めて王監督の(シーズン最多本塁打記録の)55本が見えてくる。あとは7試合連続本塁打を打ちたいですね。」
他球団に優勝させるつもりはさらさらない。
昨年は、3冠王に輝き、シーズンを1位で終えながら、プレーオフで敗れる悔しいシーズンだった。そのプレーオフで19打数2安打。V逸の責任を一身に背負った。思えば、このとき既に肝炎を患っていたはず。だがそれを言い訳にはしない。
「プレーオフがすべてです。それまで、どんなにいい成績を残していても、優勝に貢献できなかった。それで台無しになった。」
契約更改でもインセンティブ項目に「リーグ優勝」を入れて臨む。
グアムでの自主トレは、かつて秋山の背中を追いかけ参加した自らの原点。
一方、鷹に立ちはだかる獅子のエース松坂大輔は、交流戦、そして日本シリーズでの清原対決への思いを口にする。
直球勝負で清原しばく
「(ファンにも)魅せたいと思うし(清原との)対戦になれば魅せる自信は持っています。やっぱり見てる人を楽しませたい。」
「清原さんとは勝負を楽しみたいと思える人。ボクにとってはいつまでもあこがれの人だし、いつもその人に挑戦するつもりで頑張りたい。直球勝負? そうですね。できれば変化球は投げたくない。」
新旧怪物対決。観たい。
観るものがワクワクする対決、近頃は少なくなった。
平成のパ・リーグを彩った名勝負。
フォークを投げず直球勝負の野茂英雄。それをスタンドに放り込む清原和博。そしてベンチには仰木彬。
清原との対決で日本最速を叩き出す伊良部秀輝。弾き返す清原和博。
パの主力のMLB流出、清原のセ移籍によって、こうした圧倒的な個の力の対決を観る機会がなくなった。そう、ノリが現れるまで。
松坂大輔という成長した怪物が、そのパの匂いを身に纏って、清原との対決に己を鼓舞する。
日本シリーズでの怪物対決...観たい!
だが、実現させるわけにはいかない。
パには鷹がいる。
勝つ喜びを知った者達は、さらに勝つことに